24日に発売される「Pixel 4」の目玉機能のひとつは指紋認証の代わりに搭載される顔認証だ。Googleは顔認証について、強固な生体認証で画面ロックの解除やアプリの決済において安全性を確保すると説明している。
が、重大な欠点として目の動きを検知できる機能がなく寝顔でも突破されてしまうことがわかった。この欠点は指紋認証でも同じだが、顔認証は相手に触れることなく認証できる。廃止した指紋認証の使い勝手に劣る分なくては納得できない機能だが、Googleが今後数ヶ月で提供するアップデートにて追加することを明らかにした。
Googleはロックダウンの利用を推奨
The Vergeが得たGoogleの発表によると、ユーザーが画面ロックを解除するために目を開かないと解除できないオプションを現在開発中で、今後数ヶ月以内にソフトウェアアップデートで提供される予定とのこと。
ユーザーの目が開いていることを検知できる機能が用意されていたのは発表前のリークでわかっていたことだが、製品版に搭載されないことや“今後数ヶ月”という提供時期は想像していた以上に長いという印象だ。
Googleはオプションが提供されるまでは、指紋認証や顔認識によるロック解除、信頼できる現在地(自宅など)や信頼できるBluetoothデバイスを携帯している際に画面ロックをかけない「Smart Lock」などを無効化して事前に設定したパスワードを入力しなければ画面ロックを解除できず、ロック画面に通知も表示しない「ロックダウン」の利用をオススメするような回答をしている。
ロックダウンを有効にする方法は以下のとおり。なお、ロックダウンは画面ロックを1回解除すると無効になるため、就寝前などにオンにする必要がある。
- 1. 設定画面で「ディスプレイ」に進む
- 2. 「詳細設定」をタップ
- 3. 「ロック画面の表示」を選択
- 4. 「ロックダウン オプションの表示」をオンにする
- 5. 電源ボタンを長押しして「ロックダウン」をタップ
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