発売日の2ヶ月以上前という異例のタイミングで発表された「Pixel 6a」
どうしてもビッグイベントで発表したかったのか、過去のようなダダ漏れを防ぐことができないと判断して早めに発表したかったのか真相は分かりませんが、いずれにしても発売の1ヶ月前に3本目となる実機動画が登場しました。
またマレーシアからPixel 6aの動画が公開される
Googleの正式発表後に公開された3本目の動画なのでPixel 6aに関する新しい情報はありませんが、約11分の動画はこれまでよりも高画質で、開封からハンズオン、カメラとディスプレイ指紋認証、Pixel 6 Proとの比較も行われるなど、レビュー動画と言えるものです。
前回、TikTokで流出した開封動画と同じマレーシア発なので、言語が理解できればPixel 6aの評価もわかるでしょう。
おなじみのデザインのパッケージを開封すると、ディスプレイ側を伏せた状態で「Pixel 6a」が登場。カラーはこれまでの開封動画に登場したのと同じチャコールです。
Pixel 6シリーズでは、紙テープでまとめられていただけのクイックスタートガイドやSIMピンは“Google Tensor”と書かれた箱に収納されています。Googleは独自チップセットをアピールしたいのかもしれません。
各部名称がプリントされたラベルを剥がして電源を入れると、パンチホール付きのフラットパネルを確認できます。
背面に搭載されたカメラバーは、Pixel 6 Proと比べて明らかに段差が低く背面とほぼフラット、縦の長さもPixel 6 Proよりも短いようです。
本体の厚みは数字上、Pixel 6 Proと変わらないものの見た目上はより分厚く見えます。このトリックの原因はガラスとフレームの割合にあるのかもしれません。側面を比較するシーンを見る限り、Pixel 6aのガラスはより薄いようです。
多くの人が気になっているディスプレイ指紋認証の動作はかなりスムーズなように見えます。GoogleはPixel 6シリーズとは違うセンサーを搭載すると明らかにしていることから、新しいセンサーが問題を解消した可能性もあります。
ただし、ディスプレイ指紋認証の問題は常に発生するわけではなく、使っている人によって指紋認証の評価はバラバラです。Googleが認定品の保護シートを使うよう呼びかけていることを考えれば、少なくとも保護シートが認証精度や速度を低下させるようですが、今回の動画に登場したPixel 6aに保護シートは使用されていません。実際の評価は発売後にわかりそうです。
Pixel 6aは7月21日から予約受付を開始、7月28日から発売されます。価格は53,900円です。5月にアップデート保証が切れ、7月までに最終アップデートが提供されるPixel 3aユーザー待望の新機種発売まであと1ヶ月ちょっとです。