Googleは今月下旬に折りたたみスマートフォンの「Pixel Fold」を日本で発売し、数ヶ月後にはフラグシップスマートフォンの「Pixel 8」と「Pixel 8 Pro」を発売する見込みです。
価格で期待され評価もされているGoogleですが、秋発売のPixel 8は値上げされるかもしれません。
Pixel 7aと同じ50ドル・8,800円の値上げに?
それなりに実績のあるリーカーYogesh Brarによると、Pixel 8が値上げされるとのこと。容量は128GBが649ドルで、Pixel 6とPixel 7から50ドル値上げされることになります。
Googleは今年発売したPixel 7aで50ドル、日本では8,800円の値上げを行ったことを考えれば、値上げ自体は誰もが予想できるものです。
価格の値上げはユーザーの大きな反発を招くこともありますが、Pixel 7aでは不満の声は聞かれませんでした。シリーズ初のワイヤレス充電やリフレッシュレート90Hz対応、顔認証のサポート、シリーズ史上最大のカメラアップグレードなど、値上げが妥当なものだったからでしょう。
今、Pixel 7aとPixel 7の差はそれほど大きなものではなく、多くの人はより安いPixel 7aを選んでいるはず。この差を再び広げるものでなければ、値上げは受け入れられません。
Pixel 7は82,500円だったので、8,800円の値上げとなれば91,300円になります。個人的には、8万円台と9万円台の間には大きな差がある印象で、それなりのアップデートが求められそうです。
これまでの噂によれば、Pixel 8は片手で持ちやすいサイズダウンした画面サイズとラウンドを強調した新デザインに、大幅アップデートのGoogle Tensor G3を搭載。新しいモデムによるWi-Fi 7対応、バッテリーの増量、充電性能の向上など細かなアップデートが数多く噂されています。
Yogesh Brarが伝えるリーク情報において、最大の朗報は評判の悪い指紋認証センサーを現在の光学式から超音波式に変更する可能性があること。
超音波式のセンサーは光学式に比べて精度が高く、日差しの強い屋外で精度が著しく下がるなど、光の変化によって精度が左右されにくい印象です。ちなみに鼻の脂を利用することで精度を向上することもできます。
なお、Pixel 8 Proに関する値上げの情報は今のところありませんが、噂どおり体温を計測できる温度センサーが搭載されるのであれば、値上げは妥当でしょう。
Google Pixel 8
— Yogesh Brar (@heyitsyogesh) July 10, 2023
– 6.17" FHD+ OLED, 120Hz
– Google Tensor G3 SoC
– 8GB RAM, 128/256GB storage
– Camera: 50MP (GN2) (OIS) + 12MP UW
– Selfie: 11MP
– Android 14
– Ultrasonic FP
– 4,485mah battery, 24W wired/ 12W wireless
Launch: Early October
Price: $649/699
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