折りたたみスマホ「Pixel 9 Pro Fold」の実機写真が大量公開。ヒンジ改良でベゼル幅が統一
Googleが日本時間8月14日午前2時から開催するビッグイベントでは、Pixel 9シリーズの発表が確実視されています。
Google初の折りたたみスマートフォンとして昨年発売されたPixel Foldの後継機も「Pixel 9 Pro Fold」として発売される見込み。
正式発表まで約1ヶ月ありますが、台湾の認証機関を通過したことで実機画像が大量に公開されました。
縦長化する画面と本体
最も大きな変化は本体の形状です。
Pixel Foldは本体の外側に幅広なカバーディスプレイを搭載していましたが、Pixel 9 Pro Foldの画面は縦長化していて、通常のスマートフォンに近いサイズ感に変化しています。
XのタイムラインやInstagramのフィードなど、下にスクロールすることが多いアプリにおいては、縦長ディスプレイの方が使いやすいはずです。
ベゼル幅が統一
本体内側のメインディスプレイはベゼルの幅が4辺とも統一されて見た目が改善、没入感も向上します。また、Pixel Foldでベゼルの上に搭載していたフロントカメラがパンチホールに変更されています。
折りたたみスマホの最重要パーツであるヒンジも改良されています。
ベゼルの幅を統一できた要因が改良されたヒンジにあることは明らか。折りたたみディスプレイ特有のシワの改善や本体の薄型化にも期待したいところです。
バッテリー容量は減少
背面のカメラは幅が短くなった新形状ですが、明らかに本体から大きく出っ張っています。ケースを使用せずに机に置いた状態で操作するとかなりガタつくかもしれません。
外観からは4つのレンズを搭載しているように見えますが、本体を分解した写真を見るかぎりレンズは3つで、もう1つは哺乳瓶の温度を計測できる温度センサーと予想されます。
バッテリーの容量は1,187mAhと3,377mAhの合計4,560mAh。前モデルは4,821mAhだったので5%ほど減少しているため電池持ちが心配です。
NCCの公開情報から対応する充電出力が現行モデルから大きく変わらない約20Wであることも確認されています。
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