Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」に4年前の型落ちチップが搭載されると報じられて多くの人が失望するなか、新たにコプロセッサが搭載されると報じられています。
コプロセッサは、メインプロセッサから切り離したいくつかのデータ処理を実行するためのプロセッサで、Pixelスマートフォンでは、セキュリティに特化したコプロセッサTitan M2チップを搭載しています。
型落ちチップによって懸念されるのはパワー不足や電池持ちへの影響ですが、Googleにはコプロセッサで軽減する狙いがあるのかもしれません。
RAMの容量はGalaxy Watch 4の1.5GBよりも多い?
開発プロジェクトの立ち上げからリリースまでに時間がかかったことで、Pixel Watchには4年前にリリースされたExynos 9110が搭載されるようですが、9to5Googleは最新情報としてコプロセッサが追加されると伝えています。
スマートウォッチ向けのコプロセッサを内蔵したチップセットには、Qualcommが2022年に発表したWear OS向けの「Snapdragon Wear 4100+」があります。
メインプロセッサのSDM429wとコプロセッサQCC1110で構成されていて、コプロセッサの存在によって、最大6万4000色の常時表示対応、健康管理のための心拍数トラッキングと睡眠、起床のための傾き検知、歩数計、アラーム、タイマー、触覚といった機能を実現しています。
Pixel Watchがコプロセッサを搭載することで、どういった機能を実現するか現時点ではわかりませんが、各種センサーから受け取ったデータをコプロセッサで処理する可能性も考えられるでしょう。
Pixel Watchには、手首と接触する裏蓋にセンサーが配置されることがわかっていて、Fitbit LuxeやFitbit Chargeに配置されたセンサーと酷似しており、さらにGoogleが提供したプレス画像には裏蓋に「Heart Rate Sensor」と刻印されるなど、心拍異常の通知や血中酸素の測定、心電図測定(日本非対応)に対応する可能性があります。
ストレージ容量はGalaxy Watchの2倍、Apple Watchと同等の32GBと噂されていましたが、新たな情報によれば、Galaxy Watch 4は1.5GBよりもわずかに多いメモリ(RAM)を搭載するようです。
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