MMD研究所が「2018年版:スマートフォン利用者実態調査」を実施し、調査結果を公開した。
スマートスピーカーに関する調査も実施されていて、所有率トップはAmazonのスマートスピーカー「Echo Dot」になったようだ。
スマートスピーカーの購入を検討しているのはわずか5.5%に
「2018年版:スマートフォン利用者実態調査」の調査期間は2018年10月31日〜11月1日。15歳〜59歳の男女2,718人を対象に調査を実施した。
スマートスピーカーに対する興味度の項目では「スマートスピーカーを知っているが興味はない」と答えた人が43.1%、「スマートスピーカーに興味はあるが購入は検討していない」が17.6%、「スマートスピーカーの購入を検討している」が5.5%となった。Amazon EchoやGoogle HomeのテレビCM等もあって認知度は高いようだが、購入検討の前段階である興味ですら薄いことがわかる。家の中で声を発して命令するといった音声操作のハードルが高いのかもしれない。
出典元: MMD研究所
Amazon Echoシリーズの所有率は55.3%に
所有しているスマートスピーカーの項目(複数回答)ではAmazon「Echo Dot」が30.2%でトップになった。次いで23.0%の「Google Home」と「Google Home Mini」で同率2位、4位は12.9%でAmazon「Echo」、5位は7.9%でディスプレイ付きの「Echo Spot」となった。
AmazonとGoogleのスマートスピーカーが上位を独占する形となり、なかでも低価格モデルが好評のようだ。まずは低価格モデルで使ってみたいという人が多いのかもしれない。
LINEのClovaシリーズは、ミニオンズとのコラボが話題になった「Clova Friends」が5.8%で6位、日本初のスマートスピーカーで赤外線によって家電を操作できる「Clova WAVE」が2.9%、コンパクトモデルの「Clova Friends mini」が2.2%となっている。「よくわからない」と答えた人も15.8%と多く、利用しているデバイスに関心がない人にも広く使われているようだ。
出典元: MMD研究所
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