日本時間13日から多くのTwitter非公式アプリが利用できなくなっています。
Twitterは何も案内していませんし、大規模リストラ以降、メディアとのコンタクトの機会も拒否しているため、何が起きているのかはわかりませんが、報道によればTwitterは非公式アプリが利用できないよう意図的にAPIに規制をかけたとされています。
そのなかで人気の非公式アプリTweetbotが一時的に使えるようになったものの、すぐに利用できなくなってしまいました。
APIの切り替えによって動作するも即レート制限に
13日以降、Tweetbotではアプリを起動すると「アカウントにアクセスできません」「Twitterへのログイン認証時に問題が生じました」といったログインできないことを示すエラーが発生していました。
その後、16日になって一時期的にログインできるようになったものの、データ制限のエラーによってツイートは投稿できないという状態に。現在は再びログインできなくなっています。
これを受けてTwitter非公式アプリが利用できなくなった原因が不具合であり、APIの復旧に向かっているという見方もありますがおそらくは間違いです。
Tweetbotが一時的に利用できたのは、これまで利用していたAPIと異なるAPIに切り替えたことによるもの。しかしながら、変更後のAPIにはアプリ全体で15分ごとに数百件までの投稿が可能というTweetbotのような世界中で人気のあるアプリにとっては厳しいレート制限があることから、データ制限のエラーが表示されていたと考えられます。
This is a proof that #Twitter has deliberately suspended @tweetbot. The developers just created a new Twitter API app and obtained new credentials. The app works, albeit with limits. Twitter API is not broken. If a platform pushes devs to resort to such workarounds, it's doomed https://t.co/Ra4CtJo40I
— Mysk 🇨🇦🇩🇪 (@mysk_co) January 15, 2023
これから他の非公式アプリでも同じ現象が起きる可能性がありますが、APIのレート制限によってほとんど使い物にならないことが予想されます。
イーロンマスクは今回の件に関してまだ何も話していない中で、TwitterはAPIが利用できなくなった影響を受けた人(開発者も含まれる可能性がある)になんらかの声明を出す準備をしているとも報じられていますが、いつになるかはわかりません。
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