日本時間12月19日、TwitterにインスタグラムなどのURL/リンクを投稿する行為が禁止になりました。
対象となるSNSへのURL/リンクを貼る行為だけでなく、ユーザーネーム(@から始まるID)を投稿することも禁止になり、場合によってはアカウントが永久停止になる強い罰則が付いています。
UPDATE:2022/12/19 12:53Twitterは指定したSNSのリンクの投稿を禁止するポリシーに関する公式記事やツイートを全て削除しました。現時点では削除のみで撤回したとの投稿はありません。UPDATE:2023/08/16 10:30ユーザーから猛烈な批判を受けたことでポリシーの修正を提案しましたが、9割近くのユーザーが反対を表明しています。実質的には撤回されたようなものですが、イーロン・マスクのことなのでどうなるかはわかりません。
クロスポストは合法
この理不尽なポリシーのトリガーになったのは、イーロンマスクの大改革に不安を抱いたユーザーです。
不安を感じたユーザーは移行先としてTwitterに似たインターフェースを持つMastodonに注目し、Twitter上でMastodonのアカウントを宣伝する行為が多く見られました。
これでTwitterはMastodonのURLの投稿を禁止しました。Twitterが発表した新しいポリシーは、この規制を大幅に拡大するものです。
新しいポリシーでは、MastodonだけでなくFacebook、Instagram、Truth Social、Tribel、Post、Nostrといったサービスに加えて、linktr.eeやlnk.bioといった各種SNSへのリンクをまとめたページを作れるサービスの宣伝も禁止対象になります。
例えば、「インスタグラムで@xenoをフォローしてね」「username@mastodon.social」「Facebookでプロフィール見てね – facebook.com/username」など、URL/リンクだけでなく、ユーザーネームもポリシー違反になるとのこと。
ポリシー違反を回避するために「instagram dot com/username」として“.”を“dot”に置き換えたり、ユーザーネームが映り込んだスクリーンショットの投稿も禁止されています。
例外として有料広告や各サービスからクロスポスト機能によって投稿されたコンテンツはポリシー違反にはならず、Twitterにお金を払って禁止されているSNSを宣伝した場合も違反にはなりません。
クロスポスト機能を使って禁止されているSNSを宣伝した行為が違反になるのかはわかりません。見切り発車感があるので、Twitter Blueと同じように今後調整されるのでしょう。
ポリシーに違反した場合は、該当のツイート削除やアカウントの一時的なロックまで様々な罰則があるとのこと。ただ、これらは単独または初回の違反のみで、それ以降はアカウントが永久停止になります。
なお、誤ってアカウントがロックまたは停止になった場合は異議申し立てができると案内されています。
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