2006年のサービス開始以来、Twitterの文字数制限が緩和されたのは140文字から半角のみ280文字に変更されたたった1回だけでしたが、イーロンマスクの買収からわずか数ヶ月後の2月に4000文字まで拡大しました。
さらに約2ヶ後のきょう10,000文字まで拡大し、たった数ヶ月で30倍以上の文字をTwitterに投稿できるようになりました。
Twitterの公式アカウントの1つであるTwitter Writeは、今日からTwitterで10,000文字までツイートできるようになり、太字や斜体といった文字種に対応すると案内しています。
なお、今のところ太字や斜体は下記のような埋め込みツイートには反映されず、リンクを装飾するとツイート時にエラーが発生します。
mobilelaby .com 通常
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) April 14, 2023
mobilelaby .com 太字
mobilelaby. com 斜体
mobilelaby .com 太字・斜体
リンクを装飾するとメッセージ送れませんのエラーが出ちゃう
これを受けてTwitterの良さがなくなるといった声も聞かれますが、少なくとも近いうちにそうはならないでしょう。
というのも現在は240文字以上のツイートを行ってもタイムラインでは大部分が省略されて表示され、ツイートの詳細画面に飛ばない限り、全文を読むことはできません。つまり、タイムラインが長文で埋め尽くされることはありません。
もう1つは最大1万文字でツイートするにはTwitter Blueに加入する必要があるということ。米国におけるTwitter Blueのユーザー数は月間アクティブユーザー数の0.2%にも満たない(1月中旬時点)ため、長文を投稿できる人はごくわずかで省略されたツイートがタイムラインに表示されることすらほとんどないはずです。
イーロンマスクは文字数制限を緩和する直前に「馬鹿げたメモ帳スクショを終わらせる」と宣言していましたが、Twitter Blueに加入していない99%以上のユーザーは今後も長文を書いたメモ帳をスクショしてツイートするはずです。
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