昨日、Twitterのタイムラインを現在の逆時系列順から、Facebookのようにアルゴリズムを導入して表示順序を並べ替える計画が来週にも実行されると報じられましたが、Twitterの会長であるジャック・ドーシーが否定しました。
Twitterの創業者兼会長「そんな計画はない」とコメント
報道内容は、Twitterが来週にも逆時系列順のタイムラインを変更し、アルゴリズムを導入するというもの。
Twitterが来週にもタイムラインのツイートの並び順を変えることがBuzzFeed Newsの取材でわかった。
これまでのタイムラインは、ツイートされた時間が新しいものから古いものに時系列に並んでいたが、新しい仕様では、アルゴリズム計算によって、ユーザーの関心に合わせた表示になる。
引用元:Twitterがタイムラインを変更 来週にも時系列からアルゴリズム導入へ
Facebookでは、アルゴリズムの導入によって、表示時間や、親しい友だちの投稿などを優先的に表示しており、ユーザーの反応によって何度も変更が加えられています。
この報道にユーザーは猛反発。Twitterをスポーツ実況・アニメ実況に使っている人が反発するのは当然、人気の投稿やプロモーションの投稿、単純にフォロワーの多い人の投稿が目立つようになるのではないか、せめてオプションとして提供されることを願う、との反応も多くありました。
Dear @twitter If I wanted to use Facebook I would reactivate my account. You're no longer original to me #RIPTwitter pic.twitter.com/b4pxzqFLBU
— Yoda (@OnlyYoda) 2016, 2月 6
“Twitterのご冥福をお祈りします”を意味するハッシュタグ「#RIPTwitter」まで作られて一時的にトレンド入りするなど、ユーザーの反発の声は肥大化しましたが、Twitterの創業者兼会長のジャック・ドーシーは「そんな計画はない」と、明確に否定しました。
Hello Twitter! Regarding #RIPTwitter: I want you all to know we're always listening. We never planned to reorder timelines next week.
— Jack (@jack) 2016, 2月 6
ただし、今後は不明。昨年12月からはアルゴリズムの試験導入を開始
ただし、最近ではフォロワーなどから関連性が高いと判断されたユーザーの投稿が表示されたり、タイムラインを確認していない間に投稿されたツイートから重要なものを抽出して表示する新機能「不在中のできごと」が追加されるなど、Twitterのタイムラインは徐々に逆時系列から離れています。
さらに、アルゴリズムの導入が一部ユーザーでテスト導入されているといった報道に対し、Twitterは報道を認めています。
今後はどうなるかわかりませんが、とりあえず直近でタイムラインの表示順が大きく変更されることはなさそうです。
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