すべてのTwitterユーザーが必要としているツイートの編集機能は提供されそうにないが、数秒以内であれば投稿を取り消せるオプションを開発していることが明らかになった。
ツイートボタンを押してからわずかの時間内に誤字や脱字などの間違いに気づいた場合は役に立ちそうな機能だ。
アプリを解析して企業が開発中の新機能をリークするJane Manchun Wongがツイートの取り消し新機能を発見した。同氏はこれまでにUber Eatsのサブスクやインスタグラムの2段階認証機能などを発表前に見つけた実績がある。
Twitterが開発中の新機能は下のGIFアニメーションを見ればどういったものかがすぐにわかる。Twitter公式アプリにてツイートボタンを押すと数秒間だけ「Undo」(取り消し)ボタンが表示されて、ボタンを押すとツイートを取り消すことができる。
Twitter is working on “Undo Send” timer for tweets pic.twitter.com/nS0kuijPK0
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) March 5, 2021
昨年、CEOのジャック・ドーシーはツイートの編集機能の導入を検討しているものの少なくとも2020年に導入することはないと断言。理由についてはTwitterがSMSをモデルにして開始したサービスであり、メッセージを送ったあとは取り消すことができず、初期のころの感覚を残したいと説明していた。
今回発見されたツイートの取り消し機能であればSMSから大きく逸脱せずに提供できるはず。Gmailも2015年に送信取り消し機能を導入している。
送信取り消し機能であれば、同CEOが言っていた「誤字や間違ったリンクを修正するといった正当な使い方」に該当するはず。開発中の機能が正式提供されるかは不明だが、実現する可能性はそれなりにあるのではないだろうか。
UPDATE:2021/03/08 13:58ロイターがTwitterの広報に確認したところ、サブスクリプション機能に関する調査の一環としてツイートの送信取り消し機能をテストしているとのこと。
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