スマホで注文できるデリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」が一律380円としていた配送料を変更していたことがわかった。混雑時などは数百円が上乗せされて倍以上になるケースも確認できている。
混雑時の配送料金は変動製で上乗せに
2016年9月に日本でもサービスがスタートした「Uber Eats」。サービス開始当初は配送料無料キャンペーンが実施され、その後配送料が一律380円となっていたが、2018年5月ごろから混雑時などに料金が上乗せされているようだ。
配送料金が上乗せされている場合、UberEatsのアプリで確認できるレストランのリスト画面に配送料金アップを示す「↑」が表示される。上乗せされる配送料金はレストランを選択して待ち時間や評価の下に表示される“この地域は混雑しているため、配送料金が通常よりも¥760高くなっています。”といったメッセージで確認する。
上乗せされる配送料金は一律ではなく変動制で182円、338円、380円、635円、760円といった料金が確認できた。配送料金が3倍になり、注文する商品を超えるケースもある。
Uber Eatsからプレスリリースによる発表はないが、よくある質問を確認すると、特定のエリアの注文件数が稼働可能な配達パートナーの数を上回った場合に通常より高い配送手数料を支払うことで希望の料理をより確実に届けやすくなるといった表記があった。なお、配送料金の上乗せは混雑している特定のエリアでのみ適用され、配送料金はサービスを利用するユーザーの数や稼働している配達パートナーの数によって計算されるとのこと。
混雑エリアの配送手数料が高くなる理由を教えてください
信頼性を確保するために通常より高い配送手数料をお支払いいただく場合があります。特定のエリアの注文件数が稼働可能な配達パートナーの数を上回った場合等、通常より高い配送手数料をお支払いいただくことで、ご希望の料理をより確実にお届けしやすくなります。
混雑時は、その都市にある全てのレストランの配送手数料が高くなるということですか?
通常より高い配送手数料は、Uber Eats のサービスが特定のエリアで混雑している場合に限り適用されるものであり、注文件数と配達パートナーの数の釣り合いが取れているエリアでは 配送手数料は高くなりません。
混雑エリアの配送手数料の計算方法を教えてください
配送手数料は変動制であり、サービスを利用するユーザーの数や、稼働している配達パートナーの数に基づいて計算されます。