iOS版YouTubeが、他のアプリを使用しながら小窓で動画の再生を続けられる便利な機能「ピクチャインピクチャ」に正式対応しました。
米国では、すべてのユーザーがピクチャインピクチャを利用可能。日本を含むその他の国では、有料のYouTube Premiumに加入する必要があります。
便利なピクチャインピクチャを順次提供開始
YouTubeは2021年6月にピクチャインピクチャに対応する方針を示し、同年8月からYouTube Premium会員だけが利用できるベータ版として提供を開始。
今年4月にはベータ版の提供を一部終了。提供終了前にベータプログラムに参加していたユーザーは引き続き利用できるものの、新規参加やプログラムから抜けたり、YouTube Premiumから退会するなどして、再参加が必要になった場合は利用できなくなっていました。
そして、今日になってピクチャインピクチャが正式提供されたことになります。ベータ版の提供から1年以上がかかった理由やベータ版の提供終了から3ヶ月かかった理由については明かされていませんが、YouTubeはベータ版を通じて障害等を報告してくれたユーザーや辛抱強く待ってくれたことを感謝すると綴っています。
it's happening! ✨ picture-in-picture is slowly rolling out for YouTube on iPhone & iPad, & just like on Android, will be avail to:
— TeamYouTube (@TeamYouTube) July 11, 2022
Premium members globally &
non-Premium members in US (non-music only)
it’s been a long time coming 😌 all the details ➡️ https://t.co/mNbPWWE21n pic.twitter.com/ZeBY48KOhH
YouTubeによれば、米国では誰でも音楽以外のコンテンツでピクチャインピクチャが利用できるとのこと。米国以外のユーザーや音楽を含むすべてのコンテンツでピクチャインピクチャを利用したい場合は、YouTube Premiumに加入する必要があります。
ピクチャインピクチャはデフォルトでオンになっていますが、順次提供を開始しているため、今すぐに利用できない場合があるとのこと。
利用できない場合は、YouTubeアプリを最新版にアップデートして、設定画面から一般→全般に進んで「ピクチャインピクチャー」がオンになっていることと、iPhoneの設定画面でピクチャインピクチャがオンになっていることを確認しましょう。
ピクチャインピクチャの使い方については以下の記事で詳しく解説しています。