Netflix独占配信のWBCが過去最大視聴に。若年層と女性の野球ファンにも広がる
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
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Netflixが日本国内で独占配信した2026 ワールドベースボールクラシック(WBC)の視聴データを公開しました。
全47試合を配信し、視聴者数は3,140万人を記録。Netflixは、WBCとしても野球配信全体としても、グローバルで過去最大の視聴になったとしています。
最も注目を集めた一戦は、1点を先行されるなか、4番の吉田正尚が逆転の2ランを放ち、1次ラウンド1位突破を決めたオーストラリア戦です。視聴者数は1,790万人に達し、Netflixにおけるシリーズ作品、映画、アニメ、スポーツ中継を含む単一タイトルとして過去最多を記録したとレポートされています。
日本戦以外にも視聴が拡大
最も視聴された日本戦は、日本対オーストラリア、日本対韓国、日本対ベネズエラで、いずれも1,700万人を超えました。
また、視聴は侍ジャパンの試合だけにとどまらず、他国同士の対戦にも広がったとのことです。大会期間中、半数以上の視聴者が少なくとも1試合以上の日本戦以外の試合を視聴したとしています。
テレビで見たかったとの声もあるなか、こうした傾向は全試合を配信したNetflixならではの効果と言えそうです。
なお、日本戦以外で視聴が多かった試合は、「アメリカ対ベネズエラ」「オーストラリア対韓国」「アメリカ対カナダ」の順でした。


若年層と女性にも広がる
野球に対しては、若者に見られていないという声もよく聞かれます。一方で、実際にスタジアムへ足を運ぶと、若い世代の観客も少なくありません。昨年夏に横浜スタジアムで観戦した際も、老若男女を問わず幅広い客層が見られました。
今回、ビデオリサーチ社とNetflixの視聴データを組み合わせた分析によると、視聴者数の30%超を35歳未満が占めたとのこと。19歳以下も全体の14.2%となっています。
さらに、20歳以上では女性比率が約48%に達しており、従来よりも幅広い層に視聴が広がったことがうかがえます。

日本戦は試合時間の約9割が視聴される
視聴スタイルについては、85%がテレビで視聴し、38%がスマートフォンやタブレットでも視聴したとのことです。
1人あたりの平均利用デバイス数は1台を超えており、通勤・通学中や外出先、自宅など、シーンに応じてデバイスを使い分けるハイブリッド視聴が定着していたことがわかります。
また、日本戦1試合あたりの平均視聴時間は147分でした。平均試合時間の167分と比べると、約88%に達しており、試合の大半が視聴されていたことになります。
ちなみに、2025年の日本プロ野球の平均試合時間は191分でしたが、ピッチクロックが導入されたWBCは20分以上も短く、最後まで見やすい試合時間だったことも影響したのかもしれません。
今大会はSNSでも反響は大きく、Netflix公式アカウントでは100万回以上再生された動画が52本にのぼりました。なかでも、B’zの稲葉浩志が歌うことで話題になった「タッチ」のスペシャルムービーは700万再生を突破し、大きな注目を集めました。



















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