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Apple、2018年発売の「iPad Pro」でデザイン刷新・顔認証対応か

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Yusuke Sakakura公開日:2017/11/09 18:36
Apple、2018年発売の「iPad Pro」でデザイン刷新・顔認証対応か

Photo by Benjamin Geskin

これまでもそうであったように新型の「iPhone X」に搭載された新しい機能や新しいデザインは2018年に発売される次期iPad Proに採用されることになりそうだ。

顔認証「Face ID」搭載、ベゼルレスデザインの「iPad」登場か

Bloombergが複数の関係者から得た情報によると、Appleが2018年後半に発売する「iPad」の少なくとも1つのモデルは10.5インチと同じサイズで指紋認証「Touch ID」とホームボタンが廃止され、新たに顔認証「Face ID」を搭載するとのこと。また、ホームボタンの廃止によってiPhone Xのような画面周りのフチが薄いベゼルレス仕様になるようだ。

Apple、2018年の「iPad Pro」でデザイン刷新・顔認証対応か

一方、発色の良さや高精細、省電力、薄型といった特徴を持ち、明るさや広色域、色の再現性といった有機ELの弱点も解消した「Super Reitna HD」ディスプレイの搭載は技術的な問題から搭載が見送られる。

さらに、処理速度がスピードアップし、描画性能もアップした新しいプロセッサに加え、iPad Pro専用のペンデバイス「Apple Pencil」も新モデルが登場すると報じた。

顔認証「Face ID」に残された大きな課題

Bloombergが報じた次期iPadに関する情報は1ヶ月前にKGI証券のアナリスト Ming Chi-Kuoも伝えていた。その時も書いたように顔認証「Face ID」はユーザー1人の顔しか登録できず、13歳未満の顔を正しく認識することはできないなど、家族で利用することも多いiPadとFace IDの相性が良いとは思えない。

「iPhone X」の発売から1週間ほどFace IDを利用しているが、机に置いた時の認証精度はお世辞にも良いとは言えずストレスを感じる。iPhoneと違って机に置いて利用することが多いiPadではさらにストレスを感じることになりそうだ。もし本当にFace IDを搭載するのであればいくつかの改善が必要になるだろう。

また、湾曲可能な有機ELを搭載せずに「iPhone X」のようなベゼルレスデザインを実現するという情報も気になる。

顔認証「Face ID」に残された大きな課題

ボディ内で湾曲している有機EL

Appleは2018年に発売するiPhoneにおいて有機ELではなく、ベゼルレス液晶の採用を検討しているようだが、大々的にアピールした有機ELをたった1年で取り下げるとは考えにくい。もしかするとベゼルレス液晶は「iPad」に採用されるのではないだろうか。

いずれにしろ新しいデザインを含むiPadの大幅刷新には期待したい。ベゼルレスデザインはiPhoneよりも画面の大きいiPadこそ相性が良さそうだ。

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