Google製スマートディスプレイ「Google Home Hub」が流出。価格は1.6万円?
2018年末発売と報じられていたGoogle製のスマートディスプレイはやはり存在していたようだ。日本時間10月10日に開催されるイベントを前に「Google Home Hub」の画像やスペックが流出した。
プライバシーに考慮してフロントカメラ非搭載か
Google製スマートディスプレイの存在を明らかにしたのはリーク関連でお馴染みのmysmartprice。公開された画像からは製品名が「Google Home Hub」であることやスペックなども確認できる。
「Google Home Hub」は、Gロゴがプリントされたファブリック素材のスピーカーに7インチの液晶ディスプレイを搭載したデバイス。重さはわずか480gで、スマートスピーカー「Google Home」と比較しても3gの違いしかない。7インチのディスプレイが搭載されていながら驚きの軽さだ。
背面にはボリュームボタンとプライバシーに考慮したマイクのオン/オフボタン、フロント部には照度センサーが配置されているが、Amazonoの「Echo Spot」など他のスマートディスプレイに搭載されているビデオ通話で必要なフロントカメラは存在していない。Googleはプライバシーを配慮してカメラの搭載を見送った可能性がある。
というのもスマートスピーカー「Google Home」の発売直後は部屋の音がGoogleに転送されているのではないか?とプライバシーを気にする声が多くあった。スマートディスプレイでは部屋の映像が転送されているのではないか?と気にする声があがることは容易に想像できる。
なお、AndroidAuthorityが小売業者から得た情報によれば、「Google Home Hub」の販売価格は149ドルーー日本円で約1.6万円となるそうだ。
129.99ドルの「Amazon Echo Spot」よりも多少高くなるが、同じGoogleアシスタントを搭載したJBLやLenovoのスマートディスプレイは200ドル〜250ドルで販売されているため、Googleアシスタントを搭載したスマートディスプレイと比べれば非常に安い。
Googleは来月10日にイベントを開催し「Pixel 3」シリーズと共に「Google Home Hub」を発表することになるだろう。ただ、日本発売が確実視されているPixel 3/Pixel 3 XLに対して「Google Home Hub」が日本で発売されるかは不明だ。
「Google Home Hub」のスペック
サイズ | 67.3 x 178.3 x 118mm |
重さ | 480g |
ディスプレイ | 7インチタッチスクリーン |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n/ac |
Bluetooth | ○ |
カラー | チョーク、チャコール |
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