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Pixel 10a、真の独自チップTensor G5を搭載せず?コスト問題か

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Yusuke Sakakura公開日:2025/01/21 7:30
Pixel 10a、真の独自チップTensor G5を搭載せず?コスト問題か

Googleは今年3月中旬ごろにコードネーム“Tegu”とされる「Pixel 9a」を発売し、夏には4機種のPixel 10シリーズを発売すると噂されています。

最新情報によれば、Googleは2026年に「Pixel 10a」と、4機種のPixel 11シリーズを発売するようです。

Pixel 10aはTensor G4を搭載?

Android AuthorityがGoogle内部の情報筋から得たとしてPixel 10aとPixel 11シリーズの情報を伝えています。

上位モデルのPixel 10シリーズが馬に関連するものであったように、Pixel 10aのコードネームも種馬を意味する「stallion」になるそうです。

驚きなのはチップセットに真の独自チップとなるGoogle Tensor G5ではなく、Tensor G4の継続搭載も検討していることです。

A-Seriesは前年に発売された上位モデルと同じチップを搭載し、それこそが好調な売れ行きや高い評価に繋がっていたはずですが、Googleはこの取り組みをやめるのかもしれません。

Google Tensor

A-Seriesは年々値上げされており、手ごろな価格を維持できなくなっていることからチップセットのサイクルを変更することで端末価格を維持する狙いがあるものと思われます。

また、Pixel 10など上位機種のベースモデルとの差別化も苦しくなっており、Google Pixel内で食いあう状況が起きているものと予想されます。

チップセットを差別化すれば、基本性能に加えて、Google AIやカメラ機能についても大きな差が生まれることになり、より利益率の高い上位モデルに誘導できるかもしれません。

なお、厳密に言えば、A-Seriesと上位モデルのチップセットはすでに仕様が異なっています。

発売が近づくPixel 9aにおいてもコストの安いパッケージング技術やモデムを採用すると報じられており、Pixel 10aではさらに差別化が拡大することになりそうです。

Pixel 11も4機種展開に?

2026年夏の発売が予想されるPixel 11シリーズのコードネームは以下のように報じられています。

コードネーム自体に意味はありませんが、今後Android OSからこれらのコードが発見され、新機能も見つかることが予想されます。

Pixel 11のコードネーム
  • Pixel 11:“cubs” または “4CS4”
  • Pixel 11 Pro:“grizzly” または “CGY4”
  • Pixel 11 Pro XL:“kodiak” または “PKK4”
  • Pixel 11 Pro Fold:“yogi” または “9YI4”

なお、Pixel 11シリーズには、Tensor G6が搭載され、地球から月面をスマホで撮れる100倍の超解像ズームや超低照度のビデオ撮影など、AIを活用した魅力的な新機能の追加が噂されています。

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