いよいよ日本時間9月16日午前2時からApple主催のオンラインイベント『time flies.』が開催されます。
世界が注目するイベントでは、新型Apple Watchや新型iPadなど新製品が発表される見込み。iOS 14/iPadOS 14/watchOS 7といった次期OSについても配信日が発表される可能性があります。
例年、イベントの模様がリアルタイムで配信されますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でWWDC2020のように事前収録された動画が配信されるかもしれません。
この記事ではAppleオンラインイベントの発表予想および視聴方法を紹介します。
目次
- オンラインイベントはいつから?
- オンラインイベントを見る方法
- 何が発表される?
オンラインイベントはいつから?
Apple主催のオンラインイベント『time flies.』は日本時間9月16日午前2時からスタートし、4時までの2時間実施される予定です。
Apple公式サイトに“Join us from Apple Park.”と書かれているようにイベントの開催地はApple本社。メディア向けに配布された招待状にもライブ配信の文字がなかったことからリアルタイムのイベントではなくWWDC2020のようにApple Parkで事前収録した動画が配信されるものと思われます。
イベントはApple公式サイトやApple TVアプリ、YouTubeで配信される予定。配信終了後はアーカイブも公開されるでしょう。
Apple公式サイトで視聴する
オンラインイベント『time flies.』をApple公式サイトで視聴するには配信ページにアクセスすればOK
なお、事前収録の映像が配信されたWWDC2020の基調講演には日本語字幕がついていました。今回のオンラインイベントでも字幕機能が利用できるかもしれせん。
日本語の字幕を表示するには画面をタップして字幕アイコンをタップ後、日本語を選択するだけです。
Apple TVアプリで視聴する
ストリーミングデバイス「Apple TV」を利用すれば、Apple公式の映像をテレビなどの大画面で楽しめます。
App Storeで公開されているAppleイベントアプリからも視聴できるはずです。イベントの開始時間が近づくとtime fliesのサムネイルが出てくるはずです。
- 1. Apple TVを起動
- 2. 「App Store」を選択
- 3. 「検索」をクリックして“Apple”で検索
- 4. 「Apple イベント」をダウンロードする
- 5. 開催時間が近づいたらホーム画面で「Apple イベント」を選択
- 6. 再生ボタンをクリックする
YouTubeで見る
今年はYouTubeでもWWDCの様子が配信されます。最も視聴者数が多くなるかもしれません。リマインダーを登録すれば配信直前に通知が届くため見逃すことなくWWDCが楽しめます。
何が発表される?
See you in 7 days! #AppleEvent pic.twitter.com/zDXneII5di
— Greg Joswiak (@gregjoz) September 8, 2020
いつもどおりAppleは何を発表するのかは明かしていません。ヒントは青色のAppleロゴだけです。
iPhone XSが発表された際には新色ゴールドを示唆する金色のApple Parkがロゴに用いられ、iPhone 11が発表された昨年はカラフルなラインナップを示唆する5色を使ったAppleロゴが使用されていました。今回のイベントでは青色のカラーをラインナップする新商品が発売される可能性があります。
また、YouTubeの配信ページからはApple Watch Series 6、iPad Air、Fitness、Wellnessといったヒントも見つかっています(現在は削除済み)
2つの新型Apple Watch
発表の可能性が高いのは2つの新型Apple Watchです。
1つはSeries 5の後継モデルとされる「Apple Watch Series 6」で、より高速なパフォーマンス・通信速度と優れた防水性能を備えるとの噂があります。
昨年発売されたSeries 5は電池持ちが悪いと不満の声が聞かれましたが、Series 6でもバッテリー容量は大きく変わらないようです。ただ、急速充電機能が追加されるとの噂もあります。watchOS 7では睡眠を記録・分析できる機能が追加されるため急速充電の追加は嬉しいアップデートになるでしょう。
新機能として血中酸素濃度の測定が可能になるかもしれません。血液中の酸素レベルの低下を検知することで呼吸器または心臓の問題の早期発見に繋がります。
もう1つの新型モデルはSeries 3のマイナーアップデートモデルとされています。Fitbitなど低価格のヘルスケアデバイスに対抗するために常時表示ディスプレイや心電図機能(ECG)を削った低価格モデルが登場すると噂されています。
日本で心電図機能の解放
Apple Watchの目玉機能が心電図の計測および不規則な心拍の通知機能です。
不規則な心拍の通知機能:選択した BPM (1 分あたりの拍動の数) より高い/低い状態が続いた場合に通知が届く
Series 4で追加されたものの各国および地域で医療認可が必要なことから今も日本で利用することはできません。しかし、今年6月にAppleが認定・登録外国製造業者リストに登録され、9月には両機能が承認されました。
これまでは販売店ごとに医療機器販売の免許と管理者の設置も必要でしたが、Apple Watchではなく医療向けのプログラムが承認されたことでAppleが届け出を提出するだけで両機能を搭載したApple Watchの販売が可能に。加えて販売済みのApple Watchにも両機能を追加することが可能になりました。
今回のイベントで心電図計測および不規則な心拍通知が日本でも利用可能になるとアナウンスされる可能性もあるでしょう。
新デザインのiPad Air4
新型iPadも発表が噂されています。
新型iPadは「iPad Air4」と噂されているデバイスでiPad Proと同じホームボタンを廃止したフルビューディスプレイとフラットなメタルフレームが特徴的な新デザインを採用する可能性があるようです。
画面サイズは11インチ前後、指紋認証が電源ボタンに内蔵されるようです。背面にはシングルレンズのカメラを備え、専用キーボードに必要なSmart Connectorも搭載。トラックパッドとカンチレバー式のヒンジ、バックライトキーと深さ1mmのシザー構造のフルキーボードを備えた「Magic Keyboard」への対応にも期待したいです。
このほかにも10.2インチの第8世代iPadが発表されるとの噂があります。
iPhone 12は来月発表か
新デザインや5G対応、全モデル有機ELディスプレイ、新しい画面サイズなど大規模なアップデートになると報じられているiPhone 12シリーズは9月のオンラインイベントではなく10月以降に発表と報じられています。