9月19日、Appleが開発者向けにリリースしたベータ版の「iOS 12.1」が、シリーズ最大の進化となる新型iPad Proの登場を予告していることがわかった。
セットアップアプリから“iPad2018Fall”の識別子が見つかる
9to5Macによれば、ベータ版「iOS 12.1」のセットアップアプリに“iPad2018Fall”の識別子が追加されたそうだ。これまではiPhoneの識別子しか存在していなかったという。
同メディアは識別子の追加が意味することは2つと説明する。
1つは「iOS 12.1」のセットアップアプリでは、「iOS 12」で追加されたiPadのジェスチャー操作が説明されるということ。すでに「iPhone X」ではセットアップの段階でジェスチャー操作を動画付きで説明している。もうひとつは2018年秋にジェスチャー操作に対応した新型のiPadが発売されるということ。
これまでに噂されているように、新型のiPadは顔認証「Face ID」をサポートし、ノッチすら存在しないベゼルレスのタブレットになることが予想される。最近のレポートではLightning端子が廃止され、USB-Cに置き換わるとの噂もある。
新型iPad Proの発表日は、4年ぶりにアップデートが実施される「Mac mini」、指紋認証Touch IDが搭載される「MacBook」などと共に10月のスペシャルイベントと予想されている。
顔認証「Face ID」が横向きでも認証可能に
iOSの解析から未発表の製品や機能を度々、リークしてきたSteve Troughton-Smith(@stroughtonsmith)は、「iOS 12.1」を解析し、顔認証のFace IDが横向きに対応することを発見。同機能はおそらくiPadのみがサポートし、既存のデバイスでは実現できないだろうとしている。
Face ID has support for landscape orientation (presumably for iPad only), and iOS 12.1 seems to care a lot more about whether an external display is connected (perhaps due to iPad USB-C rumors; it won't have the Lighting HDMI adapter as an intermediary for video-out)
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) 2018年9月18日
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