今年5月にM1チップを初搭載した新型iPad Proを発売したApple。昨年も第4世代のiPad Airを含めた4機種を発売するなど、在宅ワークとオンライン授業の増加に伴うタブレットの需要増に応じてiPadシリーズを積極的にアップデートしている。
Bloombergが関係者から得た情報によれば、Appleは2022年に新型iPad Proのアップデートを計画しているそうだ。アップデートの目玉はiPadシリーズ初のワイヤレス充電対応になるという。
タブレットでは珍しいワイヤレス充電に対応
AppleはiPad Proのワイヤレス充電対応を目的に背面の素材を現行のアルミニウムからガラスへの変更をテストしているという。
2017年発売されたiPhone 8とiPhone 8 Plus、iPhone Xでも背面素材をアルミニウムからガラスに変更してワイヤレス充電に対応していることから同じことをiPad Proでも計画しているようだ。
iPad Proのワイヤレス充電は単純なものではなくマグネットを活用したMagSafeに対応する可能性があるとのこと。
MagSafeは昨年発売されたiPhone 12シリーズに採用された機能でワイヤレス充電のデメリットである位置ズレによる充電ミスを解消できる機能。発売間近と噂されている新型MacBook ProにもMagSafe対応の可能性が噂されているが、新型iPad Proが対応するのはワイヤレス充電と組み合わせたiPhoneと同じ方式になるそうだ。
iPad ProのMagSafe対応は利便性の向上だけでなくアクセサリの販売増にもつながる。iPhone 12向けのMagSafe対応の純正ケースやカードを収納できるレザーウォレット、首からぶらさげられるレザースリーブ、MagSafe充電器などを販売していてiPad Pro向けのアクセサリも追加されるはず。MagSafe対応のMagicKeyboardなども登場するかもしれない。
また、iPad Proの背面にiPhoneやAirPodsなどのワイヤレス対応デバイスを置いてiPad Proのバッテリーをワイヤレスでシェアして充電できるリバースチャージの対応もテストしているという。
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