2024上半期に発売されたミッドレンジスマートフォンの本命と言える「Nothing Phone (2a)」
待望のおサイフケータイに対応するだけでなく、5万円前後の価格ながら高コストのフレキシブル有機ELを採用することで、画面下部のベゼルだけが太い“アゴ”仕様を回避。
上下左右が同一幅のベゼルを採用したことで、この価格帯では最も美しい前面デザインを実現しています。
上下左右の4辺が2.1mmで統一されたNothing Phone (2a)のベゼルは、Phone (1)の2.6mmに比べて20%も薄く、上位モデルのPhone (2)の2.3mmと比べても9%も薄い同社スマートフォンの中で最も薄いベゼルを採用しています。
Nothingによれば、同社史上最薄のベゼルを実現できた要因はプラスチックフレームにあるとのこと。
フレームとディスプレイを圧着すると接着剤が広がることから一定のベゼル幅が必要になりますが、プラスチックは金属に比べて複雑な形状に加工できることからベゼル幅を薄くできると説明しています。
金属と比べてプラスチックは強度が下がるものの、特別なTカット技術をベゼルに施したことで、幅を犠牲にすることなく強度を保ち、ディスプレイと基盤を繋ぐケーブルを収納できるスペースを確保できたとしています。
Phone (2a) features the thinnest bezels in our smartphone line-up, measuring just 2.1mm symmetrically on all four sides of the screen.
— Nothing (@nothing) May 20, 2024
A width that is 20% thinner than our first smartphone, Phone (1), and 9% smaller than Phone (2).
(a 🧵) pic.twitter.com/0JP15cv2ka
結果的に史上最薄のベゼルによって画面占有率が91.65%に到達。同社いわく“驚異的な”数値を実現したとのこと。
さらに、Phone (2a)のディスプレイはNothing Phoneシリーズとして最も明るく、最も大きく、最も鮮明だとしています。
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