日本時間12月4日、GoogleがPixel 3/Pixel 3 XL向けに“重大なバグ”を修正するアップデートを配信した。
これまでにPixel 3/Pixel 3 XLにはメモリ管理の不具合やスピーカーの音が割れる問題などが報告されている。
メモリ管理の不具合がようやく修正
アップデートの内容は“重大なバグが修正され、パフォーマンスと安定性も改善されています。”との説明のみだが、Androidのサイトでは以下のように案内されている。
- 特定の状況下におけるメモリパフォーマンスの改善
- カメラのパフォーマンス改善
- Pixel Stand使用時の通知の可視性を改善
- Android Autoの互換性を改善
- オートフォーカスの動作調整
- Pixel Stand使用時のホットワードのパフォーマンス改善
- アンビエント表示(常に表示)のトリガー改善
- USB−Cオーディオアクセサリの検出を改善
- Bluetooth切り替え時の音量調整を改善
- 特定の車種でAndroid Autoを利用したときのオーディオパフォーマンスを改善
- 特定のメディアアプリにおけるHDRコンテンツの描画改善
- カメラのシャッターパフォーマンスを改善
- Bluetoothを利用したロック解除のパフォーマンス改善
重大なバグの修正には“特定の状況下におけるメモリパフォーマンスの改善”が該当するだろう。これまではSpotifyで音楽を聞きながらカメラのシャッターを切るとバックグラウンドアプリが強制終了して音楽が止まってしまったり、複数のアプリを切り替えながら使用しているとメモリが解放されてストレスを感じることが多かったが今回のアップデートで改善されている。
カメラのオートフォーカスやシャッターのパフォーマンス改善も嬉しいところ。また、スピーカーの音が割れたり、上下・左右のスピーカーで音量が異なる問題についてはアップデートリストに記述されていないが改善されたとの声が確認できる。