今朝、詳細なスペックがリークされた「Pixel 6 Pro」に続いて、実績のあるリーカーOnLeaksが入手したCADデータを元に「Pixel 6」のデザインや本体サイズ、画面の大きさなど詳細な情報を公開した。
真ん中に配置されたパンチホールや大胆に色分けされた奇抜な背面デザイン、Nexus 6Pのようなカメラなど2機種は同じ見た目になるようだ。
Android 12の片手モード強化はPixel 6の巨大化が原因?
6.67インチのデュアルカーブディスプレイを採用する「Pixel 6 Pro」に対して「Pixel 6」は6.4インチのフラットディスプレイを採用。ベゼルはそれなりに厚みがあり、上下の厚みが非対称になっている。
本体サイズは158.6 x 74.8 x 8.9mm、カメラの出っ張りを含めると厚さ11.8mm。昨年発売されたPixel 5に比べるとかなり巨大化するようだ。8月以降に正式版が配信されるAndroid 12では、ようやく片手モードが搭載されて、片手操作しやすいように設定画面のデザインが大幅に変更される理由は巨大化するPixel 6シリーズにあるのかもしれない。
背面は上からオレンジ、ブラック、ホワイトの3色によって独特な色分けがされている。ボディを大胆に横断する黒いカメラユニットには、2つのカメラレンズとLEDフラッシュ、正体不明のセンサーが配置されるとのこと。ペリスコープ型の望遠レンズを搭載するPixel 6 Proよりもカメラ性能は劣るようだ。
新機能として指紋を画面に乗せるだけで画面ロックを解除できるディスプレイ指紋認証に対応。リフレッシュレートについては言及されていないが、ワイヤレス充電やステレオスピーカーは利用できる。
なお、Pixel 6シリーズにはGoogleの自社製チップ“Whitechapel”の搭載も報じられていて、自社チップによる性能向上や消費電力・効率の改善はもちろん、ドライバアップデートなど他社依存が緩和されてアップデート保証期間が現在の3年間から延長されるのではないかとの見方がある。
画面サイズ | サイズ | |
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Pixel 6 | 6.4インチ フラット | 158.6 x 74.8 x 8.9mm |
Pixel 6 Pro | 6.67インチ デュアルカーブ | 163.9 x 75.8 x 8.9mm |
Pixel 5 | 6.0インチ | 144.7 x 70.4 x 8.0mm |
Pixel 4a 5G | 6.2インチ | 153.9 x 74 x 8.2mm |
Pixel 4a | 5.8インチ | 144 x 69.4 x 8.2mm |
Pixel 4 XL | 6.3インチ | 160.4 x 75.1 x 8.2mm |
Nexus 6P | 5.7インチ | 159.3 x 77.8 x 7.3mm |