Pixel 6aは上位モデルPixel 6と同等の性能。独自チップTensorとメモリ6GB搭載か
Googleがミッドレンジスマートフォンを展開するPixel aシリーズ。開発の証拠がいくつも見つかっている「Pixel 6a」は独自チップGoogle Tensorを搭載するなど、ビッグアップデートが予想されています。
Appleは今週開催するイベントで第3世代のiPhone SEを発表するようですが、Pixel 6aはライバルになり得る存在です。そのPixel 6aの性能を数値化したベンチマークスコアが発見されたことで、いくつかのスペックが明らかになっています。
販売価格やカメラで差別化か
mysmartpriceがGeekbench 5で計測されたPixel 6aのベンチマークスコアを発見し、プロセッサやメモリ、OSバージョンなど主要なスペックを確認できます。
まず、Google純正のカメラアプリが示唆していたように、チップセットはGoogle独自のTensorを搭載するようです。
チップセットは2.80GHzのARM Cortex-X1コアを2つ、2.25GHzのARM Cortex-A76コアを2つ、1.8GHzの高効率コアを4つ、Mali-G78のGPU、メモリの容量はPixel 6の8GB、Pixel 6 Proの12GBより少ない6GBで構成され、Android 12が動作しています。
Geekbench 5のベンチマークスコアはシングルコアが1050点、マルチコアが2883点を記録しており、Pixel 6|6 Proと同じスコアを叩き出しています。Pixel 6aは、最新デザインのボディを搭載しながら、AppleのiPhone SEシリーズと同じように最新のチップセットを搭載したモデルに生まれ変わるのかもしれません。
当然ながら販売価格はPixel 6の74,800円よりも安くなるため、性能面でPixel 6を選ぶ理由は多くありませんが、最大50MPのセンサーを搭載するフラグシップモデルに対して、Pixel 6aは約12メガピクセル広角レンズと超広角レンズで構成されるデュアルカメラと8メガピクセルのフロントカメラを搭載するなど、カメラが差別化されることがわかっています。
なお、最新情報によればPixel 6aは5月発売が予定されていたものの7月下旬まで延期されたようです。
スペック | Pixel 6a | Pixel 6 | Pixel 6 Pro |
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画面の大きさ | 6.2インチ | 6.4インチ | 6.7インチ |
ディスプレイ |
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サイズ | 約152.2 x 71.8 x 8.7~10.4mm | 158.6 x 74.8 x 8.9mm | 163.9 x 75.9 x 8.9 mm |
チップセット | Google Tensor | Google Tensor | Google Tensor |
メモリ | 6GB | 8GB | 12GB |
カメラ |
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