以前から開発が報じられているGoogleの折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」。折りたたみスマートフォンやタブレットなど、大画面デバイスに最適化されたOS「Android 12L」が発表されたことで、いよいよ発売が迫ってきたか、と期待した矢先に開発中止が報じられていました。
そういったなかで「Pixel Fold」のコードネーム“Pipit”を含む名前のデバイスがベンチマークサイトに登場したようです。
Google Pipitがベンチマークに登場
“Google Pipit”が登場したのはベンチマークアプリを提供するGeekbenchです。
当初、Pixel FoldのコードネームはPassportと報じられていましたが、Googleカメラアプリの解析結果から“Folded”とタグ付けされたコードネーム“Pipit”のデバイスが発見されるなど、開発途中でコードネームが変更されたようです。
ベンチマークに登場した“Google Pipit”は、Android 12、12GBのメモリ、Google Tensorと推測されるオクタコアプロセッサのチップセットを搭載し、1つ前のバージョンのGeekbench 4にてシングルコア4811点、マルチコア11349点を記録。シングル・マルチコアともにPixel 6 Proを超えています。
これまでの噂によればPixel Foldは、Galaxy Z Fold3 5Gと同じように折りたたみのボディに、リフレッシュレート120Hz対応のカバーディスプレイとメインディスプレイ、折りたたみボディの外側に3つ、内側に1つ、合計4つのレンズを搭載。
Googleカメラアプリから発見されたコード“isPixel2022Foldable”をもとに2022年発売が期待されていましたが、Googleは十分な競争力を持たないと判断して発売中止を決定したと報じられています。
“Google Pipit”がPixel Foldという確証はなく、仮に本物であっても開発が継続されているのか、発売が実現するのかはわかりません。昨年発売されたPixel 6|6 Proも含めて、ほぼすべてのPixelスマートフォンは発売前に情報がダダ漏れになりますが、Pixel FoldについてはGoogleのカメラプリが主な情報源でリーカーからの情報がわずかであることを考えると、発売を期待するのはまだ早いかなと感じています。
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