遅さが欠点。Qualcommがディスプレイ指紋認証を50%高速化。認証エリアも77%拡大

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遅さが欠点。Qualcommがディスプレイ指紋認証を50%高速化。認証エリアも77%拡大

新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが必需品になり、顔の大部分を覆われたことで機能しなくなった顔認証の価値が暴落した。

Appleはいまだに顔認証「Face ID」を継続搭載しているが、Googleは顔認証をたった1年で廃止。Androidスマートフォンではディスプレイ内蔵型の指紋認証センサーを搭載する機種が増えている。Appleも今年秋に発売するiPhone 13シリーズでディスプレイ指紋認証を搭載するとの噂がある。

ディスプレイ指紋認証の欠点は通常の指紋認証に比べて精度が悪く認証時間が長いこと。認証エリアが狭く触覚でセンサーを認識できないためミスも多い。

イマイチなディスプレイ指紋認証だが、Qualcommが開発した最新版のディスプレイ指紋認証は認証エリアが77%拡大し、50%の高速化を遂げるなど大幅に進化している。

Galaxy S21シリーズに搭載か

Qualcommの「3D Sonic Sensor」は超音波を利用することで指紋の凹凸などの3Dデータを取得。濡れた状態でもガラスや金属を通して指紋をスキャンできるディスプレイ指紋認証センサー。

新たに発表された第2世代の3D Sonic Sensorは、第1世代の認証エリア4x9mm/36mm2に対して、第2世代の認証エリアは8x8mm/64mm2で77%も拡大。大型化したセンサーと認証処理の高速化によって1.7倍の生体認証データを取得可能になり、認証速度は50%も高速化した。

第2世代の3D Sonic Sensorを2021年初頭に発売されるモバイルデバイスに搭載される予定。

第1世代の3D Sonic SensorがSamsungのGalaxy S10/Note10/S20/Note20シリーズなどに搭載されたことから、1月15日に開催される新製品発表イベントGalaxy Unpackedで発表が確実視されているGalaxy S21シリーズに搭載されることが予想される。

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Yusuke Sakakura

iPhone・Androidやスマートスピーカーに関するニュースはもちろん、レビューも届けるブログメディア「携帯総合研究所」主宰。元システムエンジニア、iPhoneの料金を4社間で比較できるシミュレーターの開発も

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