Twitterが2月9日をもってTwitter APIの無料提供を終了します。
多くのTwitter非公式アプリが開発終了に追い込まれたAPIの利用制限とは異なり、APIの有料化のためサービス終了/継続の判断はサービスの開発者に委ねられます。
筆者もTwitter APIを利用して記事の更新通知を自動ツイートしていますが、割に合わないと判断した場合は提供を終了することになります(多分終了しません)。筆者のように個人開発でAPIを使用している場合の影響範囲は小さいものですが、IFTTTなどサービスの開発者およびユーザーに与える影響はかなり大きなものになる可能性があります。
終了するのではないかと予想されているサービスの1つがTwitterを使ったアカウント連携です。ゲームアプリなどで自分のアカウントにログインしたり、データを移行する際の認証として用いられることが多いこともあって「アカウント連携」が一時的にトレンド入りしました。。
Twitterを使ったアカウント連携に関してアークナイツやブルーアーカイブなどのゲームアプリを開発するYOSTAR社がTwitterに問い合わせた結果、「ゲームアカウント連携の仕様に影響はない」との回答を得たと報告しています。
【超重要】
— アークナイツ公式 (@ArknightsStaff) February 2, 2023
TwitterのAPI仕様の変更につきまして、Twitter社側に確認したところ、ゲームアカウント連携の仕様に影響はないとの回答をいただきました。取り急ぎご報告いたします。
また、不慮の事態に備え、添付画像の方法でのアカウント連携をお勧めしております。ご確認ください。#アークナイツ pic.twitter.com/oqaz085qms
ひと安心と言いたいところですが、冒頭でも書いたとおり今回の発表はAPIの制限ではなく有料化のため、APIを使ったアカウント連携の仕様そのものに変化はありません。
ただし、Twitter Devが何億もの人が1兆回以上のツイートを送信し、毎週数十億回のツイートが送信されていると説明していることを考えると、アカウント連携で使用されるOAuthなどのAPIについては、これまでと同じように無料で利用できる可能性もあります。
いずれにしてもTwitter APIの有料化に関する詳細は来週にも発表されるため、それまでは安心できない状態が続きそうです。
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