日本時間16日、イーロンマスクは月額7.99ドルのサブスクリプションサービス「Twitter Blue」を現地時間11月29日から再開させることを明らかにしました。
Twitter Blueは値上げと共に新たに青バッジを獲得できるサービスとしてリニューアルされ、今月初めからiOS版のTwitter公式アプリにて加入することが可能になりましたが、青バッジ付きのなりすましが大量に発生したことから数日後に新規加入を停止していました。
Twitter Blueを利用したなりすましでは、世界で最も稼ぐスポーツアスリート2位のNBAプレイヤー、レブロンジェームズになりすまして「正式にトレードを要求した。レイカーズファンのみんな、長年のサポートを感謝します」とツイートして多くのNBAファンが騙されるなどの被害を生んでいました。
名前のスペルが間違っていたとしても気づかないほど、Twitterユーザーにとって青バッジは強力な目印です。
何も対策しないままTwitter Blueを再開させても同じことが繰り替えされるだけでしょう。
イーロンマスクは青バッジをTwitter Blueユーザーだけのものにしたいようで、近いうちに認証されたアカウントに付与された青バッジはすべて剥奪される予定です。
ただし、現時点では青バッジがTwitter Blueと認証済みアカウントに付与されていて、違いを見分けるには一手間が必要です。この方法を知っている人はまだまだ少ないのでぜひシェアしてあげてください。
Twitterは青バッジの後継機能となる公式ラベルの提供も再開しましたが、現在はレブロンのような個人のアカウントに公式ラベルは付与されていません。
なお、再開後のTwitter Blueでは認証名を変更すると、名前が利用規約を満たしていることを確認するまで青バッジが消えるとのこと。このチェック作業がどのように行われるかは不明ですが、数千人規模で解雇したTwitterに十分なチェック体制はあるのでしょうか。
現時点で日本ではTwitter Blueに加入することができず、いつごろ正式にサービス開始するのか、料金はいくらになるのかなどは発表されていませんが、最近更新されたApp Storeでの情報によれば、月額900円に設定されるようです。
Punting relaunch of Blue Verified to November 29th to make sure that it is rock solid
— Elon Musk (@elonmusk) November 15, 2022
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