メッセージを送ったら編集できないSMSをモデルにサービスを開始したことを理由に、16年間も編集機能の提供を拒否し続けてきたTwitterですが、ついに編集機能を追加することを決断しました。
編集機能の提供開始と共に発表されたことは、今後、数ヶ月以内にテストを開始することと、ツイートのメニューボタンから編集機能が利用できる2点だけ。
今回、新たに複数ユーザーからの報告によって、ツイートの編集機能に関する最新情報が明らかになっています。
リバースエンジニアを名乗るAlessandro Paluzziが、ツイートのメニューボタンから編集機能を選んだあとに表示されるツイートの編集画面を公開しました。
通常のツイート画面には、右下に「Tweet」ボタンが表示されますが、編集画面では「Update」に変わるようです。
#Twitter is working on the edit button 👀 pic.twitter.com/684nQ5bhnF
— Alessandro Paluzzi (@alex193a) April 15, 2022
同氏はツイートの編集機能に関する質問にも答えていて、現時点で時間制限がないことや履歴機能が利用できないことを明かしています。
現時点でツイートの編集はできるものの「Update」ボタンを押しても更新ができない不完全な状態で実装されていることから、テストが進むにつれて時間制限や履歴機能が実装されてもおかしくはありません。特に履歴機能については実装しない方が大きな混乱を生みそうです。
ツイートの編集画面をアップしているのは一人だけではなく、Nima OwjiはGIFアニメーションで編集機能の操作方法を投稿しています。2人ともアプリ版については言及していないことから現在はウェブ版でのみ利用できる可能性があります。
I recorded a GIF from the upcoming #Twitter's Edit Button! pic.twitter.com/FPIRzzjUAF
— Nima Owji (@nima_owji) April 16, 2022
Uh oh! 👀@Twitter's edit button can already be enabled. It doesn't work yet, but I'll keep an eye on it! pic.twitter.com/7hyCAxsSym
— Dylan Roussel 🇺🇦 (@evowizz) April 16, 2022
ツイートの編集機能については、エイプリルフールにTwitter公式アカウントが「編集ボタンを開発中」とツイートすると、Twitterの株式を9%以上取得して筆頭株主になったイーロン・マスクがアンケート機能を使って「編集ボタンいる?」と投稿。すると、73.6%ものユーザーが編集機能は必要と答えて話題に。
その後、Twitterがサブスクリプションサービスの「Twitter Blue」で利用できるラボ内で数ヶ月以内にテストを開始すると発表していました。残念ながらTwitter Blueは、日本では提供されていないため、編集機能については海外ユーザーからの報告を待つ必要があります。
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