未発表の新型iPadとみられる5つのデバイスが今月始めにユーラシア経済委員会(EEC)のデータベースに登録されたが、新たに2つのデバイスが追加されたことがわかった。
ユーラシア経済委員会は、ロシア・ベラルーシ・カザフスタンなどの加盟国において電子製品の販売許可を与える権利を持つ機関。同委員会のデータベースには昨年発売されたiPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XRも発表前に発見されるなど信憑性が非常に高い情報源となっている。
7つの未発表モデルは、新型iPadと新型iPad Proか
MySmartPriceによると、EECのデータベースに追加登録されたのは「A2200」と「A2232」の2機種。これまでに存在していないモデル番号と、OSが今秋リリース予定の「iPadOS」となっていることから未発表の新型iPadであることがわかる。
モデル番号からどういったモデルになるのか特定することはできないが、的中率100%のリーカーCoinXや未発表のApple製品に関して確度の高い情報を伝えるMing-Chi Kuoのレポートによって有力視されていたのが第7世代の新型iPadだ。
しかし、第3世代のiPad Proや今年発売されたばかりのiPad Air、iPad miniに割り振られているモデル番号が4つずつであることを考えると、7つのモデル番号がすべて同一機種に該当するのだろうか。
Ming-Chi Kuoは、すでに発売されているiPad mini 5に加えて、10.2インチの第7世代iPadと2機種のiPad Proが今年発売されるとレポートしていたことから7つのモデル番号が別の新型iPadである可能性も考えられる。
なお、Appleは今年秋に世界初のゲーム遊び放題サブスクリプションサービス「Apple Arcade」を開始する予定。Appleはデベロッパーに開発費用を助成する力の入れよう。ファイナルファンタジーの生みの親である坂口博信やコナミ、セガなどが100を超えるApple Arcade用のゲームを開発中だ。
Appleが注力するサービスの開始に合わせて、多数の新型iPadを投入する可能性は十分に考えられる。