2020年前半に発売と報じられている新型iPad Pro。Appleはこの発売に合わせてiPad用キーボード「Smart Keyboard」の構造を最新のMacBookと同じシザー式に変更するかもしれない。
シザー式「Smart Keyboard」で深いキーストロークを実現?
DigiTimesによると、Appleがシザー式を採用した新しい「Smart Keyboard」を発売する可能性があるという。
シザースイッチキーボードは、昨年発売された16インチMacBook Proに初めて採用されたもの。従来のバタフライキーボードと違って小さなゴミやホコリが入りにくい構造のため故障しにくく、深いキーストロークで打鍵感がより強いことで高く評価されている。
現行の「Smart Keyboard」は、キーボード全体がファブリック素材で覆われているため、異物の侵入でキーボードが正しく動作しなくなったり故障することはないが、シザー式に変わることで浅いキーストロークが改善されて高い打鍵感を得られるはずだ。
ただ、MacRumorsはAppleの未発表製品に関して確度の高い情報を伝えるMing-Chi Kuoのレポートを引用し、今回の情報をやや懐疑的に伝えた。
Kuoが昨年7月に公開したレポートでは、2020年にすべてのMacBookシリーズがシザー式に移行し、「Smart Keyboard」においては2019年〜2021年まで現行のラバードーム式を継続すると報じられている。なお、同レポートで2019年発売の16インチMacBook Proにシザー式が採用されると報じて見事的中させている。
今回の情報が正確であれば、今年3月の開催が噂されているスペシャルイベントで発表される可能性がありそうだ。同イベントでは、トリプルカメラを搭載した新型iPad Proに加えて、「iPhone 9」または「iPhone SE2」として噂されている新型iPhoneの発表も噂されている。
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