イーロンマスクは不正取得が多すぎることを理由に公式マークを廃止すると予告し、今月1日から取り上げを開始すると正式発表されています。
これに対してNBAプレイヤーのレブロン・ジェームズやNFLプレイヤーのパトリック・マホームズといったセレブさえも月額8ドルのTwitter Blueには加入しないと宣言。すでに多くのフォロワーを抱えていて公式マークがなくなっても困らない複数のメディアも同様の宣言を行なっています。
それでも4月4日時点で公式マークを取り上げられたのは「Twitter Blueに加入しないと言ってるぞ」とチクられ、イーロンマスクが「取り上げてやる」と宣告されたNew York Timesぐらいです。
自身がフォローしているアカウントでも公式マークを失った人はまだいないようですが、それとは別にTwitterは公式マークとサブスクに加入して得た課金マークを区別できないようにプロフィールの説明文を変更しました。
イーロンマスクが買収するまでのTwitterでは、青バッジを表示できるのは(多くの場合において)著名かつ本物と確認されたアカウントのみでしたが、収益性の改善とボットの排除を目的にイーロンマスクはTwitter Blueの加入者に対しても青バッジの付与を開始しました。
これにより青バッジは、公式マークとTwitter Blue加入者であることを示す課金マークの2つの意味を持つことになります。
プロフィールページにアクセスして青バッジをタップすると、公式マークの場合は「従来の認証済みアカウントです。注目されているアカウントの場合とそうでない場合があります」と表示され、課金マークの場合は「このアカウントは、Twitter Blueにサブスクライブしているため認証されています」と表示されたので、青バッジがどちらの意味を持っているのかを見分けることができました。
しかし、現在のTwitterでは、すべての青バッジに対して「このアカウントは、Twitter Blueにサブスクライブしているか、従来の認証済みアカウントのため認証されています。」と表示されるため見分けができなくなりました。
公式マークの提供を続けるのであれば、青バッジの意味合いが混在していることを利用して課金マークの価値を少しでも高めたいという狙いがあるのかな?と推測できるため、説明文の変更はまだ理解できますが、廃止を宣言している公式マークとわざわざ見分けできないように変更した理由がわかりません。ちなみに、説明文の変更は公式マークの廃止が発表された数日後に行われました。
コメントを残す