8月も残すところ1週間を切りましたが暑い日が続きますね・・・。仕事が終わって家に帰ったら熱気ムンムンの部屋に入るのに嫌気が指しているヒト、たくさんいるんじゃないでしょうか?
今回はそんな人にぜひオススメしたい外出先からスマホで家電を操作できる「IRKit」を紹介します!
「IRKit」とはなんぞや?
今年1月に発売が開始された「IRKit」ですが、発売から半年が経ってもう忘れた人、見たことも聞いたこともないという人に少しだけ紹介しましょう。上にも書いたとおり「IRKit」は、テレビやエアコンなどリモコンでの操作が必要となる家電をiPhoneやiPadなどのiOSで操作可能にするデバイスです。
ついついリモコンを失くしてしまう人、ソファーで寝ながらテレビを見ててチャンネル変えたいけどテーブルまで距離があってリモコンに手が届かないという経験が1度でもしたことのある人にとっては欲しすぎるガジェットではないでしょうか?
家電をスマホで操作するというのは今の時代は珍しい話ではなく、例えばパナソニックのエアコンであればスマホで操作できるものもあります。おそらく今後はスマホでの操作に対応した家電製品が増えてくるでしょう。
でも、たかがスマホで家電を操作するために何万円もする家電を買い換えるなんてしたくないですよね?
IRKitなら7700円でスマホで家電を操作することができます
「IRKit」の仕組みと使い方
IRKitがどういった仕組みでスマホによる家電操作が可能になるのか使い方とともに紹介しましょう。こちらがIRKit
結構小さいので配置するスペースに困らないのがGood
IRKitには、microUSBケーブルで電源を供給します。コンセントを1つ消費しなくていいのも良いですよね。
僕はメタルギア・ソリッドをクリアして以来、ほとんど起動していないPS4のUSB端子に接続しています。便利だなーPS4。
IRKitに電源を投入したら、App Storeで専用アプリをダウンロードして初期設定を行います。
IRKitシンプルリモコン
価格:無料(記事投稿時)
カテゴリ:ユーティリティ, 仕事効率化
アプリの評価:
カテゴリ:ユーティリティ, 仕事効率化
アプリの評価:
アプリを起動すると以下の画面が表示されるので「次へ」をタップします。
IRKitを自宅のWi-Fiに接続するため、ネットワーク名(SSID)やパスワードを入力します。IEEE 802.11aの5GHzには対応していません。入力を終えたら「完了」をタップします。
次にiPhoneをIRKitのWi-Fiに接続します。
IRKitのWi-Fiパスワードは付属の紙に書いてあります。接続後はもう一度IRKitの専用アプリを起動しましょう。
この画面が表示されたらもう一度iPhoneを自宅のWi-Fiに接続して、IRKitの専用アプリを起動します。
この画面が表示されれば設定は完了です。
アプリに表示される説明がちょっと不足しているので戸惑いますが、IEEE 802.11aの5GHzに対応していないことやIRKitのステータスランプが赤で点滅している間に設定をしなければいけないことを頭に入れておけば、すんなり行くかと思います。設定に手間どってステータスランプが光らなくなったらUSBケーブルを抜き差しすればOKです。
次にリモコンのボタンをIRKitに登録します。これが面倒ですが最初だけなので我慢してやりましょう。
リモコンのボタンを登録するには、まず専用のアプリにて「ボタンを追加」をタップします。
次にテレビやエアコンのリモコンを持ってIRKitに向けて登録したいボタンを押しましょう。
すると、専用のアプリに画面が以下のように切り替わるので「電源オン」や「音量UP」などわかりやすい名前を入力して「完了」をタップしましょう。
最後にアイコンを選択します。テレビの「入力切替」やエアコンの「運転切替」など、ややアイコンが足りてない感じはありますが、 アイコンの下にボタン名が表示されるのでアイコンはなんとなくで選べばOKでしょう。
これでアプリにボタンが登録されるので、アイコンをタップすればテレビやエアコンを操作することができます!
IRKitで家電を操作する仕組みとしては、専用アプリからiPhoneで選んだボタンがWi-Fiを通じてIRKitに送られ、事前に登録した赤外線のパターンと照合してIRKitから赤外線が送信されるというもののようです。
また、IRKitは外部のサーバと常時接続されており、iPhoneが3GやLTEに接続できれば、IRKitと同じサーバにアクセスすることでIRKitから赤外線を送信することができます。要は外出先からでもテレビやエアコンが操作できるということです。
IRKitの良い所とイマイチなところ
IRKitの良いところはやはりテレビやエアコンのリモコンをiPhoneに集約できてしまうところでしょう。さらっと書きましたがこのメリットはかなりデカくて、iPhoneは家の中で持って歩いたり頻繁にメールやSNSをチェックするため、リモコンのように「あれ?どこいったっけ?」ということが起きませんし、家族で住んでいるとありがちな「リモコンとって!」の問題も解消することができます。
また、暑い時期や寒い時期に寝る直前までエアコンを付けていたいという人もいるかと思いますが、ただのリモコンでは、真っ暗の状態でボタンの多いリモコンを操作したり、角度によってうまく操作できませんが、スマホならばこれらの問題を全て解消できます。
あとは、外出先からも家電が操作できることはかなり大きいメリットだと思います。
今までできなかったことが7700円で可能にできるのは大きいですよ。この暑い時期、そしてこれからの寒い時期に会社から帰ってきて自宅の最寄りの駅についたらiPhoneでエアコンの電源をONにして自宅の扉を開けたら暑くない、寒くないというのは良いですよね。
イマイチなところとしては、Androidには専用アプリが提供されていないことをあげておきたいと思います(IRKitはJavaScriptでの操作にも対応しているため、やろうと思えばAndroidからでも家電を操作することは可能です)
また、IRKitを購入するにあたって気になるところとしてよく上がっているのは配置の問題です。レビューなどを見てみると、IRKitを高いところに置くのが良いとされていますが、僕はテレビ台の真下、エアコンから2〜3mほど離れた斜め下の床に置いてますが、テレビ・エアコン共に問題なく操作できています。自分の部屋でIRKitが導入できるかどうか不安なようであれば購入前にIRKitを配置しようと思っているところにリモコンを並べて家電を操作できるのか確認するのが良いかと思います。
細かい不満点というかイマイチだなと思うところもありますが、これは買ってよかったなと言えるデバイスです。2014年で間違いなくナンバーワンです!
スマホで家電を操作したい、外出先から家電を操作したいという方、ぜひIRKitの導入を検討してみてください!
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