Image by Wojtek Pietrusiewicz
Appleが開発者に提供している最新の「iOS 12」ベータ版から今年秋に発売される可能性が高い新型iPadのヒントが見つかった。
ヒントは、ベゼルレスディスプレイなどデザインに関するもので、昨年「iPhone X」に採用された大きなデザイン変更・機能改善が近くiPadにも反映されることになりそうだ。
新型iPadはノッチレス&ベゼルレスディスプレイに?
昨年、iOS 11ベータ版を解析し、最新機能とiPhone Xを丸裸にした9to5Macのライター、Guilherme Ramboが「iOS 12」ベータ版を解析したところ、ホームボタンのないベゼルレスディスプレイを採用したiPadのアイコンを発見した。ベータ版のiOSには今年発売されたスマートスピーカー「HomePod」のように未発表製品のアイコンが含まれていることも多々ある。
Guilherme Ramboが特に注目すべきと語るのはアイコンに“ノッチ”が存在しないことだ。昨年、発売されたiPhone Xもベータ版のiOSから専用のアイコンが発見され、ノッチが忠実に再現されていたが、新型iPadとされるアイコンにはノッチがない。
ノッチは顔認証「Face ID」を実現するTrueDepthカメラを搭載するスペースだが、TrueDepthカメラなしで顔認証をどう実現するのか気になるところ。「iOS 11.3」ベータ版からiPadの顔認証サポートを示唆するコードが発見されたことや背面の指紋認証センサーは操作しにくいことからTouch IDの採用は可能性は低いようにも思える。
あくまでもベータ版であるため、正式配信日までに削除および変更される可能性があり断定はできないが、これまでに報じられてきた噂と一致していることから今回明らかになったアイコンどおりのデザインを採用する可能性は高そうだ。新型iPadは両面のエッジ部分にダイヤモンドカット加工を施すことでiPhone SEを巨大化させたようなデザインになるとも報じられている。
なお、Guilherme Ramboは「iOS 12」ベータ版から新型iPhoneがデュアルSIMをサポートする強力な証拠も発見している。
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