ワイヤレス充電対応の新型iPad ProとiPad Air 5|10の発売予想:2022年のApple新製品
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今年最も多くの注目を集めて高く評価されたタブレットは第6世代のiPad miniでした。フラットエッジのケースとフラットディスプレイによる史上最大のデザイン変更に加え、大型化したディスプレイ、第2世代のApple Pencil、超高速通信の5G対応など大幅なアップデートを遂げました。
リモートワークの増加に伴い売り上げを伸ばすiPadシリーズ。2022年は手頃な価格設定で学生でも買いやすいエントリーモデルのiPad、M1チップで動画編集もサクサクこなせるプロ仕様のiPad Pro、価格・性能・機能のバランスの取れたiPad Airの最新モデルの発売が予想されています。
来年も大型アップデートが期待できるiPadシリーズ
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Appleの未発表製品に関して多くの実績のあるBloombergのMark Gurmanが、週次のニュースレターPowerOnにて3つの新型iPadが2022年に登場するとレポートしています。
今年発売された第9世代のiPadは、A12→A13チップのアップデートやビデオ会議で多用するフロントカメラの高画素化と多機能化、周囲の光に合わせてディスプレイの色合いが変化するTrue Toneに対応しました。
今回のレポートは発売のみを伝えるもので第10世代のiPadに関する具体的な情報はありません。過去のアップデート内容から予想すると、チップセットがアップグレードされる可能性はかなり高いでしょう。
第3世代のiPad Airのボディを流用することで、本体の大きさを変えないまま画面サイズがわずかにアップするといった第9世代のiPadで噂されながらも実現しなかったアップデートも期待されます。
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第5世代となるiPad Airは、iPadシリーズとして初の有機ELに対応すると噂されたものの、性能やコストがAppleの求める基準に達しなかったことから搭載を断念。これまでと同じように液晶ディスプレイを搭載する方針に変更したようです。
チップセットの最新化に加えて、第6世代のiPad miniで追加された5G対応やフロントカメラの高画素化・超広角化・センターフレーム(動き回っても自分を常にフレーム内に収めてくれる機能)対応も期待できます。現行モデルは64GBと256GBの2種類しかないため、ストレージの大容量化を期待するユーザーも多いかもしれません。
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今年発売された第4〜5世代のiPad Proは、超高速通信の5GとiPadとして初めてM1チップを搭載したことで“どんなタブレットよりも高速なデバイス”になりました。
2021年発売の新型iPad Proは、背面の素材をアルミからガラスに変更してシリーズ初のワイヤレス充電に対応すると噂されています。通常のワイヤレス充電ではなく、iPhone 12|13シリーズ以降と同じマグネットを活用したMagSafeに対応するとのこと。
iPhoneではカードを収納できるレザーウォレットや首からぶらさげられるレザースリーブといったMagSafeを活用したアクセサリが発売されたことから、iPad Pro向けのMagSafeアクセサリも用意されるでしょう。Magic Keyboardなどは買い替えが必要になるはずです。
現在は12.9インチモデルに限定されているミニLEDが11インチモデルにも拡大するとの噂もあります。パネルの背面全体に1万個以上並ベた小サイズのLEDを制御を緻密に行うことで、明るさやコントラスト比を大幅に向上する技術で、実際の見た目に近い映像表現が可能になります。
この他にも3nmプロセスのチップを採用すると報じられていて、最大15%の性能向上や消費電力が最大30%減少することで電池持ちの改善が期待できます。
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