Appleが今月21日にM1チップを搭載し5Gに対応した新型iPad Proを発売する。ただ、今年はProだけでなく持ち運びに優れたコンパクトタブレットのiPad miniもアップデートされるようだ。
実績のあるアナリストMing Chi-Kuoの最新レポートによれば、2年前のアップデートを最後に放置されているiPad miniの新型モデルが今年後半に発売されるという。
画面サイズの大型化が噂される新型iPad mini
コンパクトタブレットのiPad miniは2012年に発売された初代モデルから2019年に発売された第5世代のモデルまで一貫して7.9インチのディスプレイが搭載されていたが、今年発売される新型iPad miniは画面サイズが大型化するという。
新型モデルの画面サイズに関する噂はさまざまで、Kuoは8.5〜9インチと報じていたが、Macお宝鑑定団Blogは第3世代のiPad Airのような薄型ベゼルを採用した8.4インチと伝えている。一方で、新型iPad miniとされるダミーモデルにベゼル変化はなく情報は錯綜している状態だ。
画面サイズ以外の噂としてKuoは最新のチップセットと旧モデルの部品を組み合わせることで高いコストパフォーマンスを特徴とするiPhone SEの製品戦略に沿った製品になるとレポートしていて、手頃な価格と高速チップの採用が特徴になると報じられている。
なお、iPad miniだけでなく10.2インチのディスプレイを搭載する最も安いiPadも軽量化・薄型化して今年発売するようだ。
在宅ワークの増加と共にノートPCとタブレットの需要は高まっており、Appleが発表した2021年度第2四半期(1〜3月)の決算報告によればiPadの売上高は前年同期比で78%増を記録したという。Appleはタブレットの需要の雑に合わせてiPadシリーズをアップデートして収益増に繋げる狙いがあるようだ。
コメントを残す