NothingがOpen AIが開発するチャットボットAI「ChatGPT」をNothing OSに統合することを発表しました。
Nothing PhoneシリーズからChatGPTにスクショやテキストを送信して、気になったものをAIを活用してすばやく調べることが可能になります。
すでにPhone (2)にChatGPTが統合
ChatGPTが統合されたNothing OSでは、主にふた通りの方法でChatGPTを利用できます。
1つはホーム画面に配置できるウィジェット。
テキスト、ボイス、ビジョンと3つのウィジェットが提供され、テキストウィジェットではキーボード、ボイスウィジェットは音声入力、ビジョンウィジェットはカメラを使って対話をスタートできます。
ウィジェットのサイズは2×2でホーム画面のスペースを大きく消費しますが、3つのウィジェットを1つにまとめた複数ウィジェットにも対応。ウィジェットを上下にフリックすることで起動モードを変更してChatGPTを起動できます。
もう1つはテキストやスクリーンショットをChatGPTに送信するというもの。
例えば、何か記事を読んでいて気になる文章があったらテキスト選択後にメニューからコピーをタップして、ポップアップメニューからChatGPTに共有できます。
スクショを共有すれば画像に何が写っているのかを解析し、文章が含まれている場合は要約もしてくれます。
例えば、YouTubeのスクショを共有すると動画のタイトルや投稿者、再生回数などが文字起こしされます。
動画に写っている商品が気になる場合は、スクショをChatGPTに共有した上で「この動画に写っている商品は何?」とテキストを追加して聞くこともできます。
ただ、この使い方においてはGoogleのかこって検索の方が使い勝手も精度も優れているのでNothing OS対応も期待したいところ。
ChatGPTの統合はすでにスタートしています。Nothing Phone (2)は最新版にアップデートすることで利用が可能に。Nothing Phone (2a)およびNothing Phone (1)についても4月後半を目処にアップデートが提供されます。
なお、Nothing EarにおいてもChatGPTの統合が発表されており、イヤホンをつまむだけでChatGPTを素早く起動できます。
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