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工事不要・カンタンな取り付けだけで、おうち時間を快適に過ごすためのスマートホーム化ができるSwitchBotシリーズ
数千円〜数万円で照明のスイッチやテレビを遠隔で操作したり、帰宅前にスマホからエアコンを操作することで夏は部屋を涼しく、冬は部屋を暖かくできます。
今回紹介するのはカーテンを自動で開閉できる「SwitchBot カーテン」です。「寝る時はカーテンを閉めて寝たいけど、起きる時は太陽の光を浴びてスッキリ目覚めたい」「暗い寝室に光を入れたいけどカーテンを開けるのがついつい面倒で1日閉めっぱなし」という人にオススメの製品です。
SwitchBot Japan
目次
- SwitchBotカーテンとは?何ができる?
- SwitchBotカーテンを取り付けてみた
- SwitchBotカーテンの便利な機能
- SwitchBotシリーズとの連携でさらに便利に
- SwitchBotカーテンの注意点
- まとめ:カーテンの自動化で気持ちの良い目覚め
SwitchBotカーテンとは?何ができる?
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SwitchBotカーテンは、自動でカーテンを開け閉めできるアイテム。特別な工事は不要でカーテンレールに引っ掛けて取り付けるだけでカンタンに設置できます。
仕組みは非常にシンプル。カーテンレールに取り付けたSwitchBotカーテンが電動で左右にスライドしてカーテンを開け閉めするという単純なもの。1回の充電で約8ヶ月使用できるバッテリーで動作するのでカーテンレールから電源ケーブルをぶら下げながら使う必要はありません。取り付け後と取り付け前の見た目は同じです。
専用のアプリケーションを操作するとBluetoothによる近接通信でカーテンを開け閉めできます。ほかにもAmazon EchoやGoogle Nestなどのスマートスピーカーを使って音声で操作したり、開け閉めの時間を設定するスケジュール機能や窓際の明るさを感知してカーテンを自動で開け閉めすることも可能です。取り付け後は手動でも開け閉めできます。
SwitchBotカーテンを取り付けてみた
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パッケージにはSwitchBotカーテン本体とUSB-Type-Cの充電ケーブル、クリップ、取り外すためのフックセパレータ、取扱説明書が入っていました。
今回は片開きタイプのU型カーテンレールに取り付けるので1つだけ。両開きの場合は2つ購入が必要ですが、軽いカーテンならば付属のクリップを使って左右のカーテンを1枚にまとめて片開きとして利用することもできます。
- STEP 1
アプリのダウンロード
まずはApp StoreまたはGoogle PlayストアからSwitchBotのアプリをダウンロードします。
- STEP 2
各種使用を許可
- STEP 3
アカウントを作成
- STEP 4
SwitchBotカーテンを登録
- STEP 5
SwitchBotカーテンを取り付ける
- STEP 6
SwitchBotカーテンの取り付け完了
- STEP 7
カーテンの開閉方向や距離を調整
- STEP 8
アプリを操作してカーテンを開閉する
- DONE
SwitchBotカーテンの便利な機能
SwitchBotカーテンはアプリを操作してカーテンを遠隔で開け閉めできるだけでなく様々な便利な機能に対応しています。
決まった時間にカーテンを自動開閉する「スケジュール」機能
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スケジュール機能を使って決まった時間にカーテンを開け閉めして目覚まし時計代わりにSwitchBotカーテンを使うこともできます。
曜日ごとにスケジュールを設定できるので、平日は少し早めの7時にカーテンを開けたり、土日は少し遅めの10時にカーテン閉めるなど生活リズムに合わせてカーテンを自動で開閉できます。
外の明るさでカーテンを自動開閉
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SwitchBotカーテンには明るさを検知できる光センサーが搭載されているので、朝になったらカーテンを自動で開けて、日が落ちたらカーテンを自動で閉めるといった使い方もできます。
光センサーで取得した1時間ごとの明るさレベル(照度レベル)が最大7日分アプリに記録されていてデータを見ながら設定します。
毎日同じ時間に起きるのではなく休日などで外が明るくなったら起きたい時に便利な機能。雨が降っている日や曇っている日などはカーテンが開かないときもあるかもしれません。ただ、ベータ版なので現在の動作は不安定です。
静かに動作するモードも
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SwitchBotカーテンには2種類の動作モードが搭載されていて、高性能モードと静音モードの2種類を選ぶことができます。
はっきりとモーター音が聞こえる高性能モードに対して静音モードは静かに動作します。太陽の光で起きたいのにモーター音で起きてしまうという場合は静音モードを選択すると便利。
静音モードの場合はパワーが弱いので遮光仕様の重いカーテンでは動かない場合があります。実際に静音モードを使って見たところ小さな遮光カーテンも動作しませんでした。ただ、高性能モードで1ヶ月以上使用していますが、これまでにモーター音で起きたことはありません。小さな音でも起きてしまう人は注意が必要です。
SwitchBotシリーズとの連携でさらに便利に
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SwitchBotカーテンは他のSwitchBotアイテムと連携させることでさらに便利になります。
SwitchBot カーテンと連携させたのはボタン1つでカーテンを開け閉めできるSwitchBot リモートボタン。カーテンを手で開け閉めするのが面倒になってスマホで操作できるようになると、スマホを操作するのも面倒になって最後にはボタン一発で操作したくなります。
スマホやアプリの操作が難しい親にプレゼントする時はボタン1つで開け閉めできるよう設定してからプレゼントするのもオススメ。
このほかにも外出先から操作できる「ミニハブ」と温度と湿度をスマホから確認できる温湿度計を組み合わせることで室温に応じてカーテンを自動で開閉することも可能。SwitchBot カーテンはバッテリーで動作するため充電が必要(1回の充電で約8ヶ月動作)ですが、「ソーラーパネル」と組み合わせることで太陽光で充電しながら使えます。
SwitchBotカーテンの注意点
SwitchBotカーテンの注意点を紹介しておきます。まず購入前に取り付けたいカーテンレールの種類を確認する必要があります。SwitchBotカーテンが対応しているのは一般的なU型とI型、そしてポールタイプの3つ。詳細な対応仕様は公式サイトで確認できます。
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また、SwitchBotカーテンの耐重量が8kgで走行距離が3メートルまでなので長くて重いカーテンには利用できません。
ニトリで販売されている遮光1級・遮熱・遮音カーテンは幅150×丈245cm×2枚でも約2.2kgなので一般的なカーテンであれば問題ないと思います。
まとめ:カーテンの自動化で気持ちの良い目覚め
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It's GOOOOD!!
- カーテンの自動開け締めで太陽を浴びながら起床
- カーテンに触れずスマホから遠隔で開け閉め
- ボタンを押すだけでカーテンの開け閉めも可能
- 室温に応じてカーテンを開け閉め
TOUGH...
- やや気になるモーター音
- 静かな静音モードは小さい遮光カーテンでも動作せず
自分は遮光カーテンで窓を締め切って部屋を真っ暗にしないと寝られないので、朝に太陽を浴びながら起きるという生活とは無縁でしたが、SwitchBotカーテンを使うことで朝日を浴びて起きれるようになりました。
カーテンが開いた時間に起きるのが理想ですが、実際に1ヶ月使ってみてわかったのは目覚まし時計の代わりにならないということ。ただ、太陽を浴びながら起きることで目覚めが良く、気持ちの良い朝になりました。閉め切りがちな寝室のカーテンを自動で開けて毎朝、光を入れるのも気持ちが良く、光を入れると窓も開けて換気をしたくなってさらに朝の目覚めが気持ち良いものに。
在宅ワークをしている人のなかにはついつい就業時間を伸びてしまうという人もいるかもしれませんが、SwitchBotカーテンを使ってカーテンを自動開閉して仕事始めと仕事終わりの目安にするのもありだと思います。
目覚めの良い朝を迎えられるSwitchBotカーテンの価格は8,980円。ボタン一発でカーテンを開け閉めできるボタンとのセットは18,480円です。
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