フルワイヤレスイヤホンのメーカー別販売台数シェアでソニーが急伸し、AirPodsシリーズでフルワイヤレスイヤホン市場を独走してきたAppleに急接近している。
ソニーのシェアが急伸した理由は6月25日に発売した新製品「WF-1000XM4」で、発売前の予約分だけでシェアを大きく押し上げたという。
Appleは年内にAirPodsの新型モデルを発売
全国の家電量販店やネットショップから実売データを収集・集計しているBCNランキングによると、2021年6月2週のフルワイヤレスイヤホンにおけるメーカー別販売台数シェアにおいて19.6%を記録し、Appleに4.7ポイント差まで迫ったとのこと。
ソニーが25日に発売したフルワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」は、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現し、フルワイヤレスイヤホンとしてはソニー初となる高音質コーデックLDACに対応することでワイヤレスでもハイレゾが楽しめる新型モデル。
通常の圧縮音源をAIでリアルタイム解析してハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE Extreme」に対応。イヤホンを外さずに会話ができるスピーク・トゥ・チャット機能など利便性の高い機能を備えた新型モデル。販売価格は33,000円で発売日以来、在庫切れが続いてる。
一方、Appleは昨年12月にフルワイヤレスヘッドフォンの「AirPods Max」を発売したもののフルワイヤレスイヤホンは2019年10月に発売した「AirPods Pro」が最後。フルワイヤレスイヤホン市場には参入企業が多く、シェアが徐々に低下している。
これまでの噂によれば、Appleは今年中に低価格の新型AirPods(第3世代)を発売する予定で、AirPods Proのような短いステムの新しいデザインを採用すると噂されている。AirPods Proについてはフィットネストラッキングのためにモーションセンサーがアップデートされ、ステムを完全に廃止したコンパクトデザインで2022年に新型モデルが登場するようだ。
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