突然発表されたTwitter APIの有料化。2月9日をもってAPIを無料で利用できなくなります。
来週にも詳細が発表される予定ですが、それを前にイーロンマスクが料金やAPI有料化の目的などを明らかにしました。
「検証なし・課金なしで大量のボットが作れてしまう」
イーロンマスクによるとID認証付きのAPIアクセスは月額100ドル以下で利用できるとのこと。
また、Twitter APIがボットを使った詐欺師や意見の操作者に悪用されているとし、検証プロセスやAPIを無料で利用できることを理由に10万個の悪質なbotを簡単に作れてしまうことを有料化の理由に挙げています。
Yeah, free API is being abused badly right now by bot scammers & opinion manipulators. There’s no verification process or cost, so easy to spin up 100k bots to do bad things.
— Elon Musk (@elonmusk) February 2, 2023
Just ~$100/month for API access with ID verification will clean things up greatly.
ボットの名誉アンチであるイーロンマスク。これまでもボットを排除するために、認証タブを追加したり、Twitter Blue加入者のツイートを検索で優先的に表示するなど、いくつかの手を打っていますが、APIの有料化によってボット排除を強化し、収益も改善させる狙いのようです。
なお、Twitter APIの有料化によって採算が合わないと判断されたサービスについては、ユーザーに課金を求めたり、サービスを終了するなどの影響を受けるものと思われます。
ゲームアプリのバックアップなど多岐に渡って利用されているアカウント連携についても影響の可能性があるのではないかと見られています。Twitter社に確認した結果、影響を受けないとの回答を得たと報告されていますが、アカウント連携によるボット行為をイーロンマスクが見逃すのでしょうか。
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