ARROWS NX F-01Fに続いて、ケータイ会議NX!!!に参加して今夏モデルの「ARROWS NX F-05F」をレビュー中です!
スマートフォンで最も使う機能としても挙げられることの多いカメラ。前モデルのF-01Fでの満足度が高く、なかなかの高さのハードルを用意していますが、今夏モデルのF-05Fが飛び越えられるのか試すべく、30度を超えるなか東京競馬場に行って試し撮りしてまいりました。
ARROWS NX F-05Fで撮影してきた
カメラのスペックを紹介したいところですが、カメラの場合どれだけ書いても結局はどんな写真が撮れるかだと思うのでそれぞれの作例を見てください。動きの速いサラブレッドもブレなく撮れる「ARROWS NX F-05F」
被写体が動く馬、しかも競走馬ということでそれなりの速さで動くわけですが、電子式の手ブレ(複数の画像を合成することでブレを防ぐ)に対応していることもあってブレは全く気になりません。逆光時でもHDRを使えばそれなりの明るさで撮れるのは満足していますが、どうしても発生してしまう紫色のフレアが気になるかな・・・。
カメラの性能以外では、屋外での利用時に自動でディスプレイの輝度を上げてくれる「スーパークリアモード」のおかげで、日差しが強くほぼ日なたしかないパドックやゴール板前でもディスプレイが見やすく、写真も撮りやすかったですが、この日の気温は30度超えということもあってこの機能が裏目に・・・。
屋外で5分から10分ほどカメラを構えていると、突然「一部の機能が制限されます。温度が下がるまで利用を控えてください」という警告とともにディスプレイが暗くなって(ディスプレイの輝度が落ちるよう制限がかかった)、ディスプレイで被写体を確認するのはほぼ不可能な状態になってしまいました・・・。
5分ぐらい操作せずにポケットに入れておけば温度も下がってディスプレイの輝度も戻ったんですけど、競馬は1レース長くても3分、短くて1分なので5分も待ってたら撮りたいシーンを逃してしまうなーと。
ただ、ARROWS NX F-05FのほかにXperia ZL2でもカメラを使っていたんですが、こちらもかなりの熱を持っていました。ZL2の方はカメラが使えなくなるということはなかったんですが(温度が上がると、カメラが使えなくなるという仕様はあるようです)、30度を超える炎天下となると、発熱してしまうのはどの機種も同じなのかもしれません。
あとは、バッテリーの残量が10%を切るとカメラが起動できなくなってしまうのも残念・・・。僕がスマートフォンのカメラを重宝しているのは撮りたい時に撮りやすいからであって、端末が動いてる限りカメラが使えないとちょっと困るなぁと。
ところどころ不満点なポイントはありつつも、カメラの画質については満足しています。
使いやすいカメラのインターフェース。動画には物足りなさも
ARROWS NX F-05Fのカメラは、他のスマートフォンと比べてホワイトバランスやISOなどを自由に調整できないこともあってインターフェースはスッキリしています。僕は時間かけずにサッと撮りたい派なのでこれぐらい潔いインターフェースが好きですかね。物足りないという人は他のカメラアプリをインストールすればいいですしね。デフォルトはこれぐらいで良いかと。
インターフェースはほとんど前モデルのF-01Fと同じですが、撮影サイズに若干の違いがありました。
左がF-05Fで右がF-01Fなんですが、4:3のアスペクト比で撮影できる画素数は13Mから20Mに向上しましたが、16:9で撮影できる画素数は960Mから830Mまで落ちています。
数値は落ちているのでネガティブな要素ではあるのですが、830Mまで落ちたことでデータの容量的には16:9での撮影が選びやすくなった感はありますかね。
そして、スピードと迫力のある競走馬を見てると撮りたくなるのが動画なんですが、F-05Fの動画も非常に割りきったものになっていて、流行りのスローモーション動画や4K動画はサポートしていません。
4K動画はまだ十分に楽しめる環境が揃ってないので正直そこまで欲しい機能ではないんですが、速く動く被写体を見るとやっぱりスローモーション動画は欲しかったなーと。
▼やっぱりこんなの撮りたくなるなーと
屋内や暗い夜での撮影はどうだろう?
今回は思いっきり晴れた日の撮影ということもあって思わぬトラブルに合いつつも、カメラの画質には満足できました。これから祭りの季節になって使うことも多くなるであろう夜の撮影や1年を通して使う機会の多い屋内での撮影もこれから試してみたいと思います!
▼レビューする「ARROWS NX F-05F」は富士通さんから提供していただいております。また、以下のリンク先では他のブロガーさんが書いたレビュー記事なども読むことができます。
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