「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」レビュー
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

人気ブランドAnkerが「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」を2020年6月4日に発売した。
厚さ2cmのフリスクサイズで胸ポケットにも入るUSB PD対応の急速充電器をレビューする。
Anker Japan
フリスクサイズはそのままでよりパワフルに
Slimシリーズの最新作「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」は、昨年発売されて大人気となったAnker PowerPort Atom III Slimの進化モデル。
USB Power Deliveryと互換性のあるPowerIQ 3.0に対応。出力は前モデルから15W増加したことで、USB-Type C端子から最大45Wによる高速充電が可能だ。

iPhoneやiPad Pro、USB PDに対応した多くのAndroidスマートフォンとタブレットに加え、MacBookやMacBook Airもフルスピードで充電できる。MacBook Air(2019)を充電したところ15分で20%、1時間で75%まで充電できた。
フルスピードの充電に87Wの電源アダプタが必要となる15インチMacBook Proではフル充電には2.5時間がかかるそうだ。
充電スピードが上がったことでサイズは若干大きくなった。重さも28g増えたが、半導体素材「GaN」を採用することで胸ポケットにも入るフリスクサイズはキープしている。

ボディの表面はメッシュ加工が施されたザラザラな質感。側面にはUSB-C端子を1つ搭載する。携帯に便利な折りたたみ式のプラグによって壁に対して平行に取り付けできる。
コンセント同士の間隔が広い電源タップやアース付きのコンセントであれば問題ないが、壁の埋込コンセントに取り付けると上下のコンセントを塞いでしまう。多くの電源タップで左右のコンセントに被ってしまうことも確認した。

最大45W出力とコンパクトサイズの組み合わせは発熱が気になるところ。MacBook Airを充電中すると「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」本体が高温になったことからケーブル収納ボックスに入れて使うことは避けた方が良さそうだ。
iPhoneやiPad Pro、USB PDに対応した多くのAndroidスマートフォンとタブレット、MacBook/MacBook Airは30W以下でフルスピード充電できるため、前モデルやピンポン玉サイズのAnker PowerPort Atom PD 1で十分。
ただ、「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」は出力が1.5倍になったことで、MacBook/MacBook Airだけでなく、より多くのノートPCをフルスピードで充電可能になった。
フリスクサイズはそのままで、よりパワフルな電源アダプタを求めていた人にオススメできる製品だ。
「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」の通常価格は2,790円。Amazon.co.jpでは1,000個限定の発売記念セールが開催中。20%オフの2,232円で購入できる。
スペック
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head="Atom | |
III | |
45W | |
Slim|Atom | |
III | |
/> | |
size="約84 | |
x | |
50 | |
x | |
20mm|約76 | |
× | |
45 | |
× | |
16 | |
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input="100 | |
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240V~1.5A | |
50 | |
- | |
60Hz|100 | |
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240V~1.5A | |
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