去年の7月に発表され、アメリカで発売された「Chromecast(クロームキャスト)」ですが、ようやく日本でも5月28日より発売となりました!
価格は税込み4536円と、手が出やすい価格ということもありサクッと購入したのでレビューしたいと思います!
Chromecast(クロームキャスト)開封の儀!
レビューには付き物の開封の儀ですが、いちいち説明はいらないと思うので写真だけ載っけておきます。Chromecast(クロームキャスト)のセットアップはカンタン!
Chromecastのセットアップはスゴくカンタン。テレビやパソコン用のディスプレイのHDMI端子にChromecastを挿して、付属のUSBケーブルをChromecastに繋ぎ、テレビやディスプレイに付いているUSB端子に接続するだけです。テレビにUSB端子がなければコンセントに繋いでもOK。
あとは、専用のアプリから設定を行うだけ。設定もスゴいカンタンですが、一つだけ注意すべきなのがChromecastが5GHz帯のWi-Fiに対応していないというところでしょうか。あとは躓くところはないかと思います。
難を乗り越えセットアップ完了!
Chromecast(クロームキャスト)でdビデオを大画面のテレビで楽しむ!
今年4月にdビデオがキャリアフリーになってドコモの携帯電話やスマートフォンを契約しなくてもdビデオに加入することができるようになりました。頭文字Dが見たくてしょうがなかった僕は飛びつくようにして契約し、スマートフォンの画面をテレビに映し出せるMHLアダプタを購入してdビデオを楽しんでいたわけですが、MHLは画質がいいけど有線なのでよほど長いHDMIケーブルとUSBケーブルを用意しないと、次の回を再生する度にテレビのそばに移動する必要があります。
これがうざったくてしょうがない。1時間のドラマぐらいならいいのかもしれないけど、30分のアニメだとキツイ。
また、MHLは対応機種が結構シビアで「あれ?画面が真っ暗だぞ?」と思ったら対応してないってことが結構ある。ひとつの機種をずーっと使い続けるならこの点は問題無いかもしれないけど、使う機種がコロコロ変わる僕にとってはこれは結構キツイ。
いずれの問題もChromecastなら解消できます。手元のスマートフォンで操作ができるのはやっぱり快適。
ただ、無線なので気になるのは画質です。MHLアダプタを購入する時にMiracast(ミラキャスト)も考えたんですが、画質と遅延が気になったので却下。
Chromecastはどうかというと、スマートフォンの映像をミラーリングするのではなく、Chromecastに直接ストリーミングで配信されるので無線による画質の劣化はありません。うむ、確かにキレイである。
ミラーリングではなくChromecastに直接ストリーミングされるため、テレビでdビデオを楽しみつつ、スマートフォンでdビデオ以外のアプリを操作することも可能。スマホでゲームやSNSしながらdビデオを楽しめるのが実に良い。
まとめとChromecast(クロームキャスト)でできること
ということで、dビデオを例にとってChromecastをレビューしてきましたが、MHLよりも快適に動画を消費することができてとても満足しております。4536円ということで10584円のApple TVよりも半分ぐらいで手ごろに買えて、端末が小さくてスペースを取らないのもGood。
スマートフォンやPCのブラウザでも動画を見れるんだからわざわざテレビで見る必要はないと思うのであれば、Chromecastは不要だと思いますが、大画面のテレビで迫力ある動画を楽しみたい!快適に”ながら見”を楽しみたい!というのであればChromecastをオススメしたいと思います。
最後にChromecastでできること、できないことを紹介してレビューを締めようと思います。
- dビデオの他にはYouTubeやauのビデオパス、各Google Playのサービスに対応
- Chromeのタブをテレビに映し出すことも可能
- Chromeのタブだけでなく、デスクトップを丸ごとテレビに映し出すことも可能(詳しい設定などはこちらからどうぞ)
- スマートフォンやタブレットの画面をそのままテレビに映し出すことはできない(root化したNexus 5のみサードパーティ製のアプリを利用することで可能)
ちなみに、人気の「Hulu」には対応していませんが、Huluは月額1007円と月額540円のdビデオよりも高いわりに、dビデオで配信されているドラマやアニメがhuluでは配信されていないことが結構あります。
特にアニメまわりにその傾向が強くて頭文字Dや中華一番、妖怪人間ベム、グラップラー刃牙、おぼっちゃまくんなどはhuluでは配信されていません。
huluで見たい動画を見尽くしたのであれば、Chromecastと共にアニメ周りも充実しているdビデオへの移行を検討するのも良いんじゃないでしょうか。
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