MMD研究所が「学校裏サイトに関する実態調査」の結果を発表しました。
学校裏サイトとは、学校の許可無く運営されている掲示板が設置されているサイトを示し、学校裏サイトが元となっていじめの原因になるなど最近では問題視されています。
知らないほうがいいこともあるとはまさにこれのことですね。
MMD研究所の学校裏サイトに関する実態調査によると、
■あなたは学校裏サイトの存在を知っていますか?
この問いに対しては学生が40%、一般では28%が「知っている」と答え全体では33%が知っていることになっています。
メディアで報道されている割にはあまり知られていないようですね。
学生の認知度はやや高くなっていますが。
■学校裏サイトの利用頻度はどのくらいですか?
この問いに対しては「毎日」が11.8%、「3日に1回」が11.5%となっています。
思ったより毎日と答える人が少なくなっていますが依存症の人も約2割いることになりますね。
■学校裏サイトの利用目的は?
この問いに対して「暇つぶし」と答えた男性は76.1%、女性は77.6%となり、「噂話」と答えた男性は52.3%、女性は65.2%となっています。
携帯電話を利用する目的が「暇つぶし」という人自体が多いと思うのでこれはあまり参考にならないかなと。噂話について感心があるのはやはり女性の方がやや高いみたいです。
■学校裏サイトを利用していて他人(自分も含む)が不愉快な思いをする
書き込みを見たことがありますか?
この問いに対して「ある」という回答が84.6%とかなり高い数値になっています。
■その内容はなんですか?
さらにこの問いに関しては「荒らし」が44.2%、「教師への悪口・不満」が39.3%、「個人情報が出ていた」が32.0%、「わいせつ画像などの投稿」が10.1%となっています。
掲示板に荒らしは付き物なので利用する上では仕方のないことですが悪口や個人情報が出ていたりわいせつ画像が投稿されるという実態は考えなければならない問題ですね。
学校裏サイトに対しての対策は一つしかありません。違法の無料着うたサイトのようにどんどん取り締まることです。学校裏サイトで個人情報が出ているので取り締まる理由は既に存在します。