オンライン授業やリモートワークの増加に伴うタブレット需要増によって、AppleがiPadの売上高を伸ばし続けている。
2020年第3四半期におけるiPadの売上高は前年比で31%の増加、今日発表された2021年度第3四半期の業績でも前年比11%増を記録した。
昨年から今年にかけてiPad、iPad Air、iPad Proの新型モデルが発売され、年内に9年間の歴史のなかで最大のアップデートと噂されるiPad miniの発売も報じられているが、Macお宝鑑定団Blogによれば、マイナーアップデートに留まるという。
iPad miniのデザイン変更は2022年以降に?
Macお宝鑑定団Blogが中国のサプライヤーから得た情報によると、iPad mini 6とiPad 9のデザインや画面サイズはなにも変わらず、チップセットのアップグレード(A12 BionicからA14 Bionic)に留まる可能性があるとのこと。デザインの大幅変更は2022年以降になるかもしれないと伝えた。
今年4月にSonny DicksonがiPad mini 6のダミー画像と共に同様の情報を伝えていたが、その後もBloombergのMark GurmanやJon Prosserによって、iPad mini 6の大幅なデザイン変更が報じられていた。
さらに、9to5Macが関係者から得た情報をもとにA15 BionicチップやUSB-C端子、Smart Connectorの搭載を伝えている。
最近では、デザインの大幅変更説が有力だったが再び錯綜した。現時点でどちらの情報が正しいかはわからないが、秋の発売に向けてまた新たな情報が出てくるはずだ。
iPad Air 5は“Pro”化のアップデート?
iPad Air 5については、昨年発売された第4世代のモデルと同様に“Pro”と同じオールスクリーンデザインを採用。電源ボタン内蔵のTouch IDに加えて、広角レンズと超広角レンズで構成されるデュアルカメラ、最新のチップセットA15 Bionicが搭載されるとのこと。
現在はiPad Proに限定されているLiDARスキャナや4スピーカーオーディオ、Proでも提供されていないミリ波5Gに対応する可能性もあるそうだ。
LiDARスキャナは、iPadだけでなく、iPhoneでも“Pro”モデルに限定されている。ミリ波5Gについても米国版のiPhone 12シリーズに限定されているため、iPad Air 5が対応すればサプライズになる。