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Nothing Phone (2)のカメラ作例が公開。プロ写真家ではなくCEOなど自ら撮影

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Yusuke Sakakura公開日:2023/07/03 23:26
Nothing Phone (2)のカメラ作例が公開。プロ写真家ではなくCEOなど自ら撮影

7月12日0時に正式発表される「Nothing Phone (2)」では、新しいGlyphパターンを採用したボディに80%のパフォーマンスアップを実現するチップ、増量された4,700mAhのバッテリーを搭載することが明らかにされています。

多くの人がスマホを買い替える時に重要視するカメラについては、60万人以上が投票に参加した調査では、前作が高い評価を得られなかったことから改善が期待されています。

Nothing Phone (2)のカメラは、先日公開された着信音の作成機能を紹介する動画から今作もデュアルレンズ構成であることが確認されていますが、レンズやセンサーの性能やコンピュテーショナルフォトグラフィ(ソフトウェア処理による画質向上)は大きく改善されているかもしれません。

NothingのカールペイCEOが正式発表を前にNothing Phone (2)で撮影した写真4枚を公開しています。

カールペイが指摘するとおり、カメラをより良く見せるためにプロのフォトグラファーを起用したり、なかには一眼レフで撮影するという問題外の行為を取るメーカーもありますが、公開された写真はカールペイ自らが撮影したもので、フィルタリングもかけていないとのこと。

いずれもカメラがよりよく見える風景や被写体であり、多くの人がやらないRAW編集をされているかどうかはわかりませんが、HDRのしっかり効いたスマートフォンらしい雰囲気の写真で良い仕上がりです。

発売を待っているユーザーからは「かなり良さそう」「HDRがとても良い」「ディテールが驚異的」「光の少ないシーンを除けば優秀」「動画が気になる」「アップデートでNothing Phone (1)の画質も改善されますか?」「フォーカスを合わせるのが難しいペットなどの動く被写体を撮影して欲しい」といった感想が投稿されています。

なお、ソフトウェアがベータ版とのことで、発売時点ではより良くなっている可能性があります。

Nothing共同創設者のAkis Evangelidisは、カールペイよりも日常生活に近い正直な、、、簡単に言えばより参考になる写真を公開しています。

観覧車の写真はシャープネスが怪しいものの、ノイズ低減がしっかり効いています。砂漠の写真を見てもノイズ低減は効果的。逆光の白飛びを抑えて空のブルーとオレンジのグラデーションも綺麗に表現されています。少女を撮影した写真は服の質感がわかるほどディテールをとらえています。

Sukrut Patwardhanは、おそらくポートレートモードによる背景をぼかした写真を投稿していますが、ボケを効かせ過ぎていてフォーカスも合ってないので少し不安になる仕上がりです。

adboが公開した写真にはズーム撮影も含まれています。画質が大きく劣化するただのデジタルズームではなく、ソフトウェア処理によってディテールをキープした仕上がりになっています。

超高画素なセンサーとコンピュテーショナルフォトグラフィによるものなのか、望遠圧縮やポートレート撮影もしやすい望遠レンズによるものなのかどちらでしょうか。

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