日本時間13日から多くのTwitter非公式アプリが利用できない状態が続いており、Twitterはこれまで何の情報も案内していませんでしたが、今日になってようやく「長年のルール違反」であることを理由に一部のアプリが動作しなくなっている可能性があると発表しました。
やはり、非公式のTwitterアプリが利用できなくなったのは意図的なものであったようです。
ルール違反の詳細は明かさず、解消できる術もなし
Twitterは非公式アプリがどういったルールに違反したのか詳細を明かしていません。このため、ルール違反を解消できる方法もわからず、状態が改善される見込みがないため、開発者とアプリの利用者共に大きなストレスを抱えています。
警告もなくルール違反の詳細を明かさず一方的に使用を打ち切ったことは到底納得できるものではなく、特に海外ではTwitterを法的に訴える開発者や企業も出てくるのではないでしょうか。いつもの気まぐれが発動しない限り、事態が改善されるのはかなり先の話になりそうです。
Twitter is enforcing its long-standing API rules. That may result in some apps not working.
— Twitter Dev (@TwitterDev) January 17, 2023
今回、Twitterはルール違反の名目でAPIの使用に制限をかけましたが、これは直接的な理由ではないでしょう。Twitterの目的はイーロンマスクの買収移行、大幅に減少している広告収入に歯止めをかけることで、そのために非公式アプリの使用を制限して広告が表示される公式アプリに無理矢理移行させたものと予想されます。
なお、人気アプリのTweetbotは、利用するAPIを差し替えることで一時的に利用可能になったものの、APIのレート制限からタイムラインを読み込めるだけでツイートはできず、現在はログインも再びできない状態になっています。
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