シリーズ初の折りたたみスマホ「Pixel Fold」の発売延期が報じられたことで、Googleが今年最初に発売するスマートフォンは、比較的手ごろな価格で購入できる「Pixel 7a」になりそうです。
昨年発売された「Pixel 6a」は驚くべきコストパフォーマンスで、2022年のスマートフォン販売ランキングでトップ10に入ったことから「Pixel 7a」にも大きな期待がかかるなかで、年明けから連続的に報じられているリーク情報はビッグアップデートになることを示唆しています。
Pixel 7aの試作機はもう世に出回っていて、既に実機動画も流出しています。前面のデザインはほぼ変わらないものの、背面はPixel 7シリーズと同じ新デザインを採用し、なめらかな映像やスクロールが楽しめるリフレッシュレート90Hzに対応することが確認されました。
例によってGoogleはAndroidを起動できないようにリモートでロックをかけましたが、新たに投稿されたfastbootの画面から8GBのメモリと128GBのストレージを搭載することがわかりました。
fastbootの画面に表示されるプロダクトリビジョンやブートローダーのバージョンには、Pixel 7aのコードネーム“lynx”が含まれていることから本物と推測されます。
Remembering the Pixel 7a? The guy messaged me a few minutes ago that the phone is remotely locked by Google.
— No name (@chunvn8888) January 4, 2023
At least we now know another detail: 8GB LPDDR5 RAM and 128GB pic.twitter.com/ZRaDUXYSDW
Pixel 3aは4GB、Pixel 6aまでは6GBのメモリを搭載していたことから性能が向上することになります。
これまでの報道によると、Pixel 7aはGoogle Tensor G2チップを搭載し、待望のワイヤレス充電にも対応するようです。ビッグアップデートにも関わらず、販売価格は昨年と同じ449ドルとのことで噂どおりの内容で登場すれば、今年も人気機種になることは間違いなさそうです。